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「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人

「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人

「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人

作家
近藤誠
出版社
幻冬舎
発売日
2013-11-27
ISBN
9784344024847
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「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人 / 感想・レビュー

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ヨータン

がんが良くないのではなく、がんの治療が良くないというのは大いに納得。私は会社の健康診断でさえ憂鬱なので、ましてがん検診なんて絶対にしないと思います。がん検診やがん保険に使うお金をもっと自分の好きなことするために使っています。

2015/04/07

BluePlanet

★★★★☆ 2013年11月25日発行。医者になって40年、数万人のがん患者を診るとともに、合計10万時間世界の医学論文やデータを読みこなした著者。とにかく抗がん剤だけは絶対にやらないこと。それよりも、金の亡者となった外科医によるガン手術にはあきれてしまいますね。確かに日本人はこれまで、がんとは早期に発見し、手術で取り除かないと、苦しみながら死ぬという誤った認識が埋め込まれてきましたね。一人でも多くの日本人がこの本を読み、がんに対する認識を替えることが大事ですね。この本に出会えて良かったです。

2014/02/15

うさっぴ

ここ最近、がん治療に関する話題の本を何冊か読んでいる。どのお医者さんも、ご自分の経験から様々な意見や考えを書かれている。私にはどれが正しいのか分からない。もっと色々な本を読んで、もっとがん治療について知りたいと思った。今は健康でも、私もいつかはがんになるのかもしれないのだから、自分で知識を得ていきたい。

2014/02/18

ハル

癌を調べるにあたり、最初の書がこれというのも何かの運命。生命の神秘という偉大な壁は、科学や医学に爪を掛けさせることを許さないのだろう。この理論が正しいかどうかなんて誰にも分からない。でも私は嫌いじゃない。苦しい上に命を削る治療より、己れの一部としての共生を選ぶ方が心が軽くなるような気がする。癌は悪ではない。いたずらっ子、くらいの認識でいいのかもしれない。

2020/08/22

nranjen

医療とは絶対ではなく、医者は神ではない。それは今を生きるひとりの人間として心しなければならないことだと思っている。実はこの本を批判する本を読んで、興味を持って手にした。しかし、言っていることが腑に落ちる点も多く、なるほどと思って読んでいた。この本を批判している本のがん細胞の記述とこの本の言っていることは実は共通している。おそらく技術の進歩でまた新しい局面が見られるようになるのではと期待している。

2018/02/25

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