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Dearママ

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作家
吉川ひなの
出版社
幻冬舎
発売日
2023-06-08
ISBN
9784344041196
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吉川ひなのさんが選んだ1冊は?「幼い頃の私を守ってくれるような、自分の気持ちを代弁してくれた一冊」

 ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年9月号からの転載になります。

 毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある一冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、吉川ひなのさん。 (取材・文=河村道子 写真=山口宏之)

“ひなのの親は毒親だったの?”。2年前、エッセイ『わたしが幸せになるまで』を上梓したとき、初めて明かした自身の生い立ちに、読者からはそんな声が上がってきたという。 「そのとき初めて毒親という言葉を知りました。嫌な言葉だなと思いつつ、言葉の由来を調べていくと、この本をきっかけに皆が使うようになったことがわかって。けれどページを開いてみると、まるで小さな子どもの頃の自分を守ってくれる温かな空間にいるような心地になれたんです。まるで自分の気持ちを代弁してもらっているような。もっと早くに出合えていたらと思いました」  自分を守る術を知らない幼い頃に、親からされたことで大人になった今も苦しむ人たちがいる。カウンセリングの現場から発想された本書は様々な事例から、そんな人々の傷ついた心に寄り添い…

2023/8/13

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Dearママ / 感想・レビュー

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菫子

自分のことばで一生けんめい考えて綴られているのがわかる。文章は読みづらいけど、それがかえって好印象。毒親や、宗教2世など、生きづらさを抱えて、それでも前向きに生きようとしている姿に感動しました。がんばって幸せになってほしい。

2023/06/13

miruru

昔は「お人形みたいな美人だけどちょっとおバカさん」イメージのあった著者だったが、読了し一気に印象変わった。なんというかすごくステキな女性であり母親になったなと。 「毒親」…少しタイプは違えどめっちゃ共感。「うちだけじゃなかった」という安心部分もあり、後半読み進めるにつれて著者に対してリスペクトの気持ちが生まれてきた。そして癒された。育った環境は似てはないけど共感できる気持ちが多く、こうして発信してくれて救われた気分。母娘関係に悩まれたことのある方はぜひ読んでいただきたい。

2023/09/06

あーるぐれい

友人に勧められて。吉川ひなのさん、こんなに丁寧に暮らし、子ども3人を愛情深く育てていらっしゃったとは。お母さんからの、殆ど虐待に近い仕打ちを受けながら、自身でその連鎖を断ち切ろうとする。自分がして欲しかった全てを我が子にしてあげる。なんて強い母だろうと思いました。子育ては、ただ育てるだけでも本当に大変なのに、自分の理想をきちんと反映させたり、細やかな気配りを徹底したり、日々の努力を怠らないんだろうなと思う。尊敬する。そして最後はお母さんへの複雑で深い想いが溢れていてちょっと泣けてきた。

2023/11/07

くま86

ママのことが大好きと結ばれていることに驚く。本には母親にされたことはあまり多く語られていないけど、大変だったのだと思う。それでも大好きと表現できる強さみたいなものを感じた。許す許さないではない「不確実さや懐疑の中にいることができる強さを手に入れた」。流産の自然排出については驚愕。「朝1番に思い浮かべることは嘘でもポジティブな方がいい」「一番下の子に対して、私が私の力で産んだんだと満足感に満たされる」「一番苦しいのは、自分の本当の気持ちを自分すらわかってくれないこと」など印象的。

2023/11/11

nyaaaaaa

最後の言葉で泣いちゃった この本を書いてくれてありがとうひなのちゃん

2023/09/22

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