KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

隣人を疑うなかれ

隣人を疑うなかれ

隣人を疑うなかれ

作家
織守きょうや
出版社
幻冬舎
発売日
2023-09-21
ISBN
9784344041660
amazonで購入する Kindle版を購入する

隣人を疑うなかれ / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

starbro

織守 きょうや、4作目です。著者作家生活10周年記念作品でしょうか❓ 同じマンションに連続殺人犯が住んでいたら怖いと思いますが、もう少しホラー的な要素があった方が良いかも知れません。 https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344041660/

2024/02/25

ちょろこ

サラサラ…お茶漬けのように読める隣人ミステリの一冊。同じマンション、生活圏内に殺人者がいるかもしれない。羊の皮を被った狼は誰?猜疑心&緊迫感溢れるストーリー。もちろん誰もが怪しさいっぱい。警察ではなく住人が調査する形式が日常の一部分という感覚で良かったな。途中で放棄は不可能、ラストまで一気に…はまるでお茶漬けのようにひたすらサラサラ食すような味わい。探偵役の元ヤン姉と卵料理の服を愛する弟の小気味よさもサラサラ感のポイント。ご近所の深夜の車の音はもしかして…こういう作品を読むと一瞬でも不安感じるのが面白い。

2024/01/12

タイ子

自分の住むマンション内に殺人犯がいるかも?と思ったら怖いですよね。冒頭から本書の怖さを描いているのでその怖さとこれがどこに繋がっていくのかという楽しみもあってページを捲る手が止まらない。事件のフリー記者が同じマンションに住む女性から殺人事件の被害者を目撃したとの相談を受ける。そして、目撃者の女性は突然行方不明に。記者と彼の姉は不審な連続殺人について調べ始める。読んでいて犯人は薄々気付いてくるけど、まさかそのつながりがあったとは?!回覧板回すのも怖くなるじゃないの。遠くの親戚より近くの他人…信じたい。

2024/01/12

hirokun

★4 シリアルキラーが隣人にいる設定の推理小説。なんだか昨今の時代を風刺しているような設定で、隣人との接点が極めて少なく、また頻発する理解できない犯罪を表しており、恐怖心が強くなってくる。読みやすい文章に加え、スピード感のあるストーリー展開で一気読み。大いに楽しませてもらった。自分の周りで何が起こるかわからない恐怖を掻き立てられる。

2023/10/28

yukaring

隣人との関係も希薄になった現代。もし隣人に裏の顔があったら・・。ある事件をきっかけに「同じマンションに連続殺人鬼がいるかもしれない」そう思った主人公は半信半疑ながらもひそかに調べ始める。知らないのも怖いが知ってしまうともう知る前には戻れない。一見いい人そうな人たちももはや誰も信じられない恐怖。過去の連続殺人とリンクして起こる残虐な事件。果たして殺人犯は本当にココにいるのか?そしているのならそれは誰なのか?最後の最後まで先が読めない驚きの真相や巧妙な伏線、スリリングな展開を楽しめる極上のミステリだった。

2023/11/03

感想・レビューをもっと見る