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いのちのハードル: 「1リットルの涙」母の手記 (幻冬舎文庫 き 13-2)

いのちのハードル: 「1リットルの涙」母の手記 (幻冬舎文庫 き 13-2)

いのちのハードル: 「1リットルの涙」母の手記 (幻冬舎文庫 き 13-2)

作家
木藤潮香
出版社
幻冬舎
発売日
2005-02-01
ISBN
9784344406117
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いのちのハードル: 「1リットルの涙」母の手記 (幻冬舎文庫 き 13-2) / 感想・レビュー

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ジェンダー

彼女の生きていく上での辛さやご家族の大変さが伝わってきます。周りの目や自分の考えや思いをなかなか伝えるのが困難な辛さ。人間生きていく上でしゃべる事と食べる事がいかに大事かという事を改めて感じました。僕らが普段何気なく出来ている事が出来なく辛さを本当になって見ないとわからないし、言葉というのは考えて使わないと行けないと思いました。例えば自分が何気なく言った言葉で自分が悪気なく言った言葉だったとしても相手にとっては傷つく言葉だったりします。普段当たり前に出来ている事に感謝したいと思います。

2013/08/10

さき

母目線での「1リットルの涙」子を持つ立場となって読むと涙が止まらない。亜也さんの生きる姿勢の素晴らしさもさることながら、母である潮香さんの支え方の素晴らしさ!前向きな声がけがなんて上手なんだろう。子育てする上で参考にもなった。職業が保健師ということもあって医療に携わっている分、今ほど福祉・介護が十分でなかった当時でもなんとか最良の方法を、と模索している感じもした。時に厳しく、時に優しく、一緒に笑い、泣き、苦しみながらの記録。

2020/02/20

ささ

再読。1リットルの涙の木藤亜也さんのお母さんの手記。亜也さん本人の視点で読むのも辛かったですが、お母さんの視点で読むのもすごく辛い。自分より先に子供が死ぬなんて親にとってはこの世で1番苦しいことだと思う。その中でも笑顔で亜也さんを支える潮香さんは強く優しい人だ。最後の方のページの亜也さんが亡くなってしまう場面で、お葬式のことを自分達の所から送り出すという意味で結婚式といって家族で葬儀の準備をする文面で涙腺崩壊。1リットルの涙と合わせて読んでほしい本です。

2014/11/30

せーちゃん

「1リットルの涙」を読んだ時に、ぶれないお母さんだな、と感心したがやはり医療関係者だった。働き・子育てしながら介護を続ける姿勢は、今の介護の礎になると思う。先駆者はいつでも矢面に立ち批判されるが、感謝を忘れず医者と看護計画を立て意見する姿は、当時「先生は神様」的思考の中で勇気が必要だったと思う。エゴ、と書かれているレビューもあるが、介護は本当に大変。亜也ちゃんを一番に、自分たちで出来る事出来ない事を明確にすることは、長い介護生活では必須と感じた。お母さん、素晴らしいです。

2019/02/08

あきら

木藤亜也さんのお母様の手記。亜也さんがペンを持つことができなくなり、日記を書けなくなったその後。

2021/08/09

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