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偽りのシスター (幻冬舎文庫)

偽りのシスター (幻冬舎文庫)

偽りのシスター (幻冬舎文庫)

作家
横関大
出版社
幻冬舎
発売日
2016-10-07
ISBN
9784344425415
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偽りのシスター (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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夢追人009

横関大さんの第4作は版元が講談社から初めて幻冬舎に変わって雰囲気を変えようとされたのか男っぽい調子から女性の題名を取り入れられましたね。まあ妹の彼女・麻美が主役という訳でもなく、リストラされて失業中の兄・太一と捜査中に容疑者を銃殺した刑事の弟・和也を中心とするクライム・ミステリーですね。著者は「偽りのシスター」という題名で最初から堂々とネタバレさせていますし、その自称腹違いの妹も秘密を抱え、兄弟も互いに秘密を隠したまま明かさないドラマが進行し最後に意外な真相とどんでん返しも用意されていて面白かったですね。

2023/02/13

えりこんぐ

楠見太一・和也兄弟の所に突然現れた見知らぬ妹。相変わらずスルスル〜っと繋がって行く終盤は気持ちがいいが、読後にあまり残らなそう。もう一捻り欲しかったな。太一はいい人だな〜、和むな〜というのが通しての感想でした(^-^;

2017/10/20

ぷりけ

これまで読んできた3作と比べると少しあっさりしていた印象。ただし、読みやすさとバラバラなピースが埋まっていく心地良さは健在。ミステリとしては明るく読後感も良いので、ごちゃごちゃ考えず楽しく読書できます。ちなみにタイトルのシスターは修道女ではなく、妹の方のシスターです。

2019/01/22

たち

お兄さんの太一さんが、とてもいいです。登場人物たちは、それぞれ重たいものを背負っていますが、ありのまま全てを受け入れている、お兄さんがいる限り、みんな幸せになれそうな気がします。きっとこの後も、麻美ちゃんの作ったご飯をみんなで笑いながら食べていると信じたい。

2017/12/14

Walhalla

兄弟のもとに突然現れた「妹」ですが、明るく振舞っているようで、どこかミステリアスな雰囲気が漂いますので、最後まで目が離せません。実はちょっと重たい内容の物語だったりするのですが、所々でコミカルな会話も手伝ってさくさく読めます。そして、いろいろな仕掛けがどんどん繋がる様子は、まさに横関大さんの作品の醍醐味ですよね。

2022/04/07

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