ビデオショップ・カリフォルニア (幻冬舎文庫)
ビデオショップ・カリフォルニア (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー
Takeshi Kambara
2000年元旦の瞬間をテレクラのカビ臭い部屋で迎えた青年が、ひょんなことからバイトする事になったレンタルビデオ店を舞台に繰り広げられる青春?いや、性春小説(笑)。悪夢シリーズと同様のノリで次々と起こるトラブル、そして沢山登場する破天荒なキャラクター達。読んでいて終始失笑しっぱなしなのに続きが気になる不思議。最後は本当~に少しだけ!ホッコリさせてもらいました♪20歳位の(一部の)脳よりも下半身が思考を支配してしまう男性陣の心理が包み隠さず描かれているので共感出来る方もいるはず(^^;
2020/04/17
Kazuko Ohta
日本全国の読者のうち、はたして何人がこのピンポイントすぎる舞台を知っているというのでしょうか。お好み焼き「金的」、ラブホ「シャルル・ペローの白いチャペル」、レストラン「ピエロ」、どれもこれもすべて実在。特に、今はもうない金的の名前が出たときは懐かしさに震えました。あまりにピンポイントだったから私は食いついたけれども、茨木や高槻を知らない人が楽しめるものかどうか。摂津富田になじみのある人と映画好きと巨乳好きならまぁ楽しいかも(笑)。女子はゲンナリしそうな下ネタも多くて、男子になら薦めてもいいか。おバカです。
2020/09/28
m.i.k.o.t.o
木下半太さんの作品はどれもほんの少し笑える箇所がある。今回の一冊も最後が爽快で読んで良かった。
2022/11/25
A
レンタルビデオ屋でバイトをすることになった主人公。次々起こるトラブルに少しずつ大人になっていく。友達とのやり取りが軽いノリで面白かった。大阪北摂の地名や駅名も沢山出てきて、ここまで細かいのは知らん人に分かるんかなと心配になった。
2021/04/12
みいやん
2000年ミレニアムが舞台のオトナの階段を転げ落ちていくような青春に笑えた。
2020/02/11
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