ボクもたまにはがんになる (幻冬舎文庫 み 1-8)
ボクもたまにはがんになる (幻冬舎文庫 み 1-8) / 感想・レビュー
trazom
文庫化を機に読む。前立腺がんを全摘した三谷幸喜さん。三谷さんのユーモアは想定通りだが、対談相手である主治医の頴川晋教授も飄々として面白い。「鼻毛でてますよ」と言う調子でさらりと「前立腺がんですよ」と告知する穎川先生。それを聞き「とにかくみんなに言いたい。そして反応が見たい」という三谷さん。「真田丸」執筆中の手術。術後のメイルで「大河ドラマ50回で言えば手術は何話目?」と問う三谷さんに「大体5話目」という衝撃の返信。明るく前向きに語るが「年2回の定期検査の前日は中々寝付けない」という本音も。泣き笑いの一冊。
2024/01/10
ラッキー
がんが慢性病になるように日々研究を進めているという言葉が印象に残った。あまり深刻に考えすぎないのが大切なのだと思ったが、実際にその立場になると…と考えてしまう。軽快な語り口で読みやすかった。
2023/09/21
むう
前立腺がんの治療をした三谷氏と主治医による対談。事が事だけに三谷氏にしてはギャグ少なめだが、面白く読んだ。自分も50代男性だから他人事ではなく、ちょっとドキドキ、ちょっと安心という内容。ためになった。
2023/10/10
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