はじめて話すけど……: 小森収インタビュー集 (創元推理文庫)
ジャンル
はじめて話すけど……: 小森収インタビュー集 (創元推理文庫) / 感想・レビュー
Inzaghico
2002年の単行本にボーナストラックとして北村薫のインタビューを追加して、オリジナルのタイトルに三点リーダーをひとつ追加して(笑)文庫化。 これだけジャンルが違うインタビューイーが集まっているのに、それらを貫くものが抜群に面白い。それは、小森もあとから気づいたというが、「欧米の文化の影響下で発想することの実際」だ。 北村薫が熱弁を振るっているイーディス・ウォートンの「ローマ熱」が俄然読みたくなった。ググったらオリジナルのPDFがあったのでダウンロードした。こういうときにネットの力に深く感謝する。
2024/01/20
Tatsuo Ohtaka
編者が8人のくせ者相手に、凝ったテーマ(各務三郎と海外ミステリとか、三谷幸喜と「作戦もの」とか)について存分に語り合う。文庫化に際して、北村薫との対話を追加してくれたのに狂喜。皆川博子と幼少期の読書遍歴や、和田誠とバタ臭いアメリカ文化なんて、いい話だなぁ。
2023/12/17
鈴木 千春
タイトルに惹かれて図書館で手にした。 それぞれ著名人だけど、イキナリ戦前の翻訳ミステリーの作品の細かな描写にアレコレ言われても(困) (しかも、理解出来ないからか、インタビュー形式だけど、知識自慢合戦かいの感😓) 「趣味は読書です。」と言ってるのに、誰一人記憶にない翻訳物は、横文字アレルギーにて、超有名作品以外は、極力読まない私 ただ、三谷幸喜氏、和田誠氏は読んで共感。 やっぱり私は、楽しんで!気楽に!(時間つぶしに)共感したり、コチラの気持ちを優先してくれる読書をしたい。 さぁ楽しい読書しよ〜
2024/02/04
hata2
このインタビュー集の中では、松岡和子さんの戯曲の翻訳についての話が、芸談として読めて面白かった。また、10~20代の頃に映画雑誌で名前をお見かけした石上三登志さんの複雑な家庭環境に驚いた。
2024/02/08
kanamori
☆☆☆
2024/02/21
感想・レビューをもっと見る