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戦場の都市伝説 (幻冬舎新書)

戦場の都市伝説 (幻冬舎新書)

戦場の都市伝説 (幻冬舎新書)

作家
石井光太
出版社
幻冬舎
発売日
2012-09-28
ISBN
9784344982758
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戦場の都市伝説 (幻冬舎新書) / 感想・レビュー

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かおりんご

都市伝説には、何かしらのルーツがあるものなのですね。日本だけではなく、いろいろな国の戦争にまつわる都市伝説がしれて、勉強になりました。得体の知れないことへの恐怖心が生み出す都市伝説は、万国共通なようです。

2014/05/25

空猫

都市伝説ー古今東西ギャグの様な噂から実際に基づいた話まで枚挙にいとまがない。けれど戦場のそれは、人として一線を越えてしまった事への罪惡感から生まれるらしい。「ヒットラー生存説」はデマだろうが、9.11のユダヤ人陰謀説やメキシコから人のご遺体に麻薬を詰めて輸送は、本当にありそうだ。ナチスが収容者から抜き取った脂肪で石鹸を作った、てのはデマだそうでビックリ(子供の頃に聞いたな)「都市伝説」と聞くとチャラそうだが「戦争怪談」だと人の残酷さが底にあるので違う恐怖があった。

2024/03/17

雲をみるひと

戦場における都市伝説集。各章が各伝説の内容を記載した本編のあとに関連する解説を補足するスタイルのため章単位で読み進められる。戦場にテーマを絞ったためか似たテーストの話が多くなっている。戦記や戦争関連のテーマに関心があることが前提の作品のようにも思える。中国が舞台な話など少し表現がセンシティブなように思えるように全般的に作者のスタイルに関する迷いが見える気がする。

2021/03/18

ふろんた

ネタ本と思ってたが、戦争が背景にあるだけにデマであるのに流布してしまうのが、怖い。風評が流布する仕組みがなんとなくわかる。歴史的背景がもう少し掘り下げられていれば、もっと現実味を感じることができたのにとは思う。

2014/02/26

坊っちゃん

★★★ 世界各国の戦場で語られている(らしい)都市伝説(主に幽霊話)を紹介して、どうしてそんな話が誕生したのか、戦争のバックグラウンドで解説する本。でも紹介される都市伝説に出典が無い(というのも変な話ですが)ので、解説に合わせて都合よく都市伝説を書くことも出来るよなあ、とか少しひねくれて思ったり。知っていたのはナチスがユダヤ人の死体の脂肪で石鹸を作ったという「人間石鹸伝説」ぐらいでした。オカルトとリアルな戦争話を繋ぎ合わせた変わった本でした。(コメント:2019/06/17)

2019/06/15

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