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潮鳴り (祥伝社文庫)

潮鳴り (祥伝社文庫)

潮鳴り (祥伝社文庫)

作家
葉室麟
出版社
祥伝社
発売日
2016-05-12
ISBN
9784396342098
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潮鳴り (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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サンダーバード@読メ野鳥の会怪鳥

かつては俊英と謳われたものの、些細な失態でお役御免となった伊吹櫂蔵。落ちぶれて今では「襤褸蔵」とまで揶揄されるまでなった男。そんな櫂蔵が藩に裏切られ切腹となった義弟の無念を晴らすべく立ち上がる。落ちた花は二度とは咲かぬもの、再び花を咲かすことができるのか。「蜩の記」に続く羽根藩シリーズ。このシリーズを通して言えるテーマは「武士の矜持」であろう。命を絶つよりも耐えて忍んで生きながらえることの方がはるかにつらいものである。★★★+

2017/12/31

とし

・・・「ひとはおのれの思いにのみ生きるのではなく、ひとの思いをもいきるのだ」 「落ちた花はおのれをいとおしんでくれたひとの胸の中にさくのだと・・・」・・・最後は感動的でしたね。

2017/12/31

takaC

『蜩ノ記』の15分の1程度なのね。まあ確かにあっちの方が読み応えがあったと思うけど、これはこれで悪くない。とっとと『春雷』も読みます。

2017/11/18

あつひめ

点訳校正完了。地獄を見た者の強さと優しさというのだろうか。己の弱さから道を外してしまった。それは心の中に驕りがあったからかもしれない。人は知らず知らずに謙虚さを忘れる。失った人生を取り戻すのは死ぬことよりも難しい。自分のためではなく大切な人たちのためにも生きるのは自分の力だけでは成し得ない。信頼を取り戻す力を主人公に持たせてくれたお芳の人生は本当に切なくなったが、無念さよりも幸せな気持ちが大きいことを祈らずにはいられない。葉室さんの作品は二冊目。粛々と生きることを教えられる。読み終えて背筋が伸びる。

2017/09/01

Noriko D

P.328 を読みながら涙が止まらなかった。本文より「わが命は、自分をいとおしんでくれたひとのものでもあるのですね」私たちも一生潮鳴りを聞きながら生きていくのだと思う。

2019/09/24

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