KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

葉室麟

職業・肩書き
作家
ふりがな
はむろ・りん

プロフィール

最終更新 : 2019-11-18

1951年1月25日、福岡県北九州市小倉生まれ、2017年12月逝去。西南学院大学を卒業。地方紙の記者やラジオニュースデスクなどを経て、フリーライターになる。50歳を迎えた頃から執筆活動に力を入れ、2005年の『乾山晩愁』(新人物往来社)で「第29回 歴史文学賞」を受賞し作家デビュー。歴史時代小説を精力的に執筆した。2007年発売の『銀漢の賦』(文藝春秋)が同年「第14回 松本清張賞」を受賞し、2015年にNHKの木曜時代劇にて「風の峠〜銀漢の賦〜」としてドラマ化。2008年発売の『KENZAN! vol.7』(講談社)や、2010年発売の『月刊J-novel2010年7月号』(実業之日本社)にて連載スタート。

2011年に発売した「羽根藩シリーズ」の第1弾となる『蜩ノ記』(祥伝社)が、翌年「第146回 直木賞」を受賞し2014年に映画化。「羽根藩シリーズ」は、2013年に第2弾の『潮鳴り』(祥伝社)、2015年に第3弾の『春雷』(祥伝社)、2016年に第4弾の『秋霜』(祥伝社)、2017年に第5弾の『草笛物語』(祥伝社)が発売された。2012年発売の『散り椿』(角川グループパブリッシング)は、2018年に映画化。2012年発売の『螢草』(双葉社)は、2019年にNHKのBS時代劇にて「螢草 菜々の剣」としてドラマ化された。

2012年発売の『随筆集 柚子は九年で』(西日本新聞社)は初となる随筆集。2015年発売の『鬼神の如く 黒田叛臣伝』(新潮社)が、翌年「第20回 司馬遼太郎賞」を受賞。2017年には50作目となる『墨龍賦』(PHP研究所)が発売。2018年発売の『河のほとりで』(文藝春秋)はオリジナルエッセイ集。著作にはほかに『実朝の首』(新人物往来社)、『いのちなりけり』(文藝春秋)、『秋月記』(角川グループパブリッシング)、『花や散るらん』(文藝春秋)、『橘花抄』(新潮社)、『恋しぐれ』(文藝春秋)、『さわらびの譜』(角川書店)、『紫匂う』(講談社)、『天の光』(徳間書店)、『この君なくば』(朝日新聞出版)、『春風伝』(新潮社)、『玄鳥さりて』(新潮社)、『雨と詩人と落花と』(徳間書店)、『孤篷のひと』(KADOKAWA)など多数。

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

2004年
『乾山晩愁』第29回歴史文学賞
2007年
『銀漢の賦』第14回松本清張賞
2012年
『蜩ノ記』第146回直木賞
2016年
『鬼神の如く 黒田叛臣伝』第20回司馬遼太郎賞

「葉室麟」のおすすめ記事・レビュー

岡田准一×西島秀俊初共演!『散り椿』試写会に全国1200組・2400名をご招待!

岡田准一×西島秀俊初共演!『散り椿』試写会に全国1200組・2400名をご招待!

 過去に多くの賞を受賞し、キャメラマンとしてだけでなく映画監督としては『剱岳 点の記』で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した木村大作監督の新作が、いよいよ今秋公開される。主演は、幅広い世代から絶大な支持を受ける岡田准一、初共演となる西島秀俊、そして黒木華、池松壮亮、麻生久美子といった人気と実力を兼ね備えた豪華キャストを迎えて紡がれるのは、切なく美しい愛の物語だ。

■映画界に新たな歴史を刻む“美しい 時代劇”の試写会を全国で開催!

 映画の公開に先立ち、KADOKAWAの連合試写会が開催される。東京、大阪、名児耶、福岡、札幌の5都市で、全国合計1,200組・2,400名をご招待。全編オールロケによる“美しい自然”と木村キャメラマンによる“美しい画”、さらに木村監督の演出と岡田准一ら豪華俳優陣による“美しい佇まいと生き様”が全編通して描かれた、日本映画界に新たな歴史を刻む“美しい 時代劇”を、ぜひこの機会に劇場の大スクリーンで鑑賞してほしい。

【試写会の日程・会場】 <東京> 9月18日(火)18:00開場・18:30開映(300組/600名) 有楽町…

全文を読む

「第25回 松本清張賞」募集開始! 長編エンタテインメント小説の力作募集中!!

「第25回 松本清張賞」募集開始! 長編エンタテインメント小説の力作募集中!!

第23回松本賞受賞作 蜂須賀敬明『待ってよ』

日本文学振興会が主催する文学賞「第25回 松本清張賞」の募集内容が公開された。今回は例年よりも1カ月早く2017年10月31日(火)に募集を締め切るので、応募予定の人は気をつけよう。

選考委員は、角田光代、中島京子、葉室麟、東山彰良、三浦しをんの各氏が担当。プロ、アマは問わず、広義のエンタテインメント小説で400字詰め原稿用紙300枚から600枚で応募可能。正賞には時計、副賞に500万円が贈られるので、あなたの力作を送ってみてはいかがだろうか。今回からWEB応募の受付も開始される。

これまでの主な受賞作品は、横山秀夫の『陰の季節』(累計80万部)、山本兼一の『火天の城』(累計25万部)、葉室麟の『銀漢の賦』(累計28万部)、阿部智里の『烏に単は似合わない』(累計24万部)などがあり、数多くのヒット作が生まれている。詳細は公式サイトに掲載されているので、気になる人はチェックしよう。

■第25回 松本清張賞 募集内容:ジャンルを問わない広義のエンタテインメント小説。日本語で書かれた自作未発表の作品に限る。インター…

全文を読む

注目の新刊 『月神』 ダ・ヴィンチ2013年10月号

注目の新刊 『月神』 ダ・ヴィンチ2013年10月号

明治13年、元福岡藩士の月形潔は政治犯を中心とする集治監建設の団長として北海道へ向かう。思い出すのは江戸末期、尊攘派の中心となり刑死した従兄弟・洗蔵の姿だ。幕末から明治にかけて、この世を謳歌する薩長の影の存在として己を全うする武士らの姿に心打たれる。

全文を読む

注目の新刊 『陽炎の門』 ダ・ヴィンチ2013年6月号

注目の新刊 『陽炎の門』 ダ・ヴィンチ2013年6月号

若くして執政の座にのぼった桐谷主水。冷徹非情と評される彼が30代半ばにして娶った妻・由布は、己の手で介錯した親友の娘だった。あるとき、由布の弟・喬之助が仇討ちに現れる。友の死は己が咎なのか――。直木賞作家が峻烈な筆で描く、感動の時代長編。

全文を読む

注目の新刊 『おもかげ橋』 ダ・ヴィンチ2013年4月号

注目の新刊 『おもかげ橋』 ダ・ヴィンチ2013年4月号

直木賞受賞から一年、葉室麟が満を持して放つのは、神田川にかかる「おもかげ橋」を舞台にした時代小説だ。剣は一流の貧乏侍・草波弥市、商家に婿入りした小池喜平次、そして初恋の女・萩乃。友との絆、純愛の結末、そして三人の男女の人生を哀歓豊かに描く。

全文を読む

注目の新刊 『この君なくば』 ダ・ヴィンチ2013年2月号

注目の新刊 『この君なくば』 ダ・ヴィンチ2013年2月号

さわやかな風が吹き抜けたかのような読後感を生む時代長編。幕末維新の世において、自身の思いをどうまっとうするのか。日向の小さな藩に属する下級武士と、男に思いをよせる二人の対極的な女性、三者三様のまっすぐさで激動の時代と向き合う10年余りが描かれる。

全文を読む

注目の新刊 『散り椿』 ダ・ヴィンチ2012年4月号

注目の新刊 『散り椿』 ダ・ヴィンチ2012年4月号

かつて一刀流道場の四天王と謳われた新兵衛が、18年ぶりに山国の小藩に帰郷した。居候として迎えることになった若き藩士・藤吾は、迷惑なことと眉をひそめるが、やがて藩の不正をめぐる権力抗争が表面化する。直木賞受賞でますます人気沸騰の著者による最新時代小説。

全文を読む

「葉室麟」のおすすめ記事をもっと見る

「葉室麟」のレビュー・書評をもっと見る

「葉室麟」の本・小説

鎌倉残影 歴史小説アンソロジー

鎌倉残影 歴史小説アンソロジー

作家
朝井まかて
諸田玲子
澤田瞳子
武川 佑
葉室麟
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-11-02
ISBN
9784041127667
作品情報を見る
神剣 人斬り彦斎 (角川文庫)

神剣 人斬り彦斎 (角川文庫)

作家
葉室麟
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-07-21
ISBN
9784041137635
作品情報を見る
星と龍

星と龍

作家
葉室麟
出版社
朝日新聞出版
発売日
2019-11-07
ISBN
9784022516459
作品情報を見る
月神 (角川文庫)

月神 (角川文庫)

作家
葉室麟
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-03-22
ISBN
9784041135693
作品情報を見る
不疑 葉室麟短編傑作選 (角川文庫)

不疑 葉室麟短編傑作選 (角川文庫)

作家
葉室麟
出版社
KADOKAWA
発売日
2024-01-23
ISBN
9784041138762
作品情報を見る

「葉室麟」人気の作品ランキングをもっと見る

「葉室麟」の関連画像・写真

「葉室麟」の関連画像・写真をもっと見る