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命の砦(祥伝社文庫い19-8) (祥伝社文庫 い 19-8)

命の砦(祥伝社文庫い19-8) (祥伝社文庫 い 19-8)

命の砦(祥伝社文庫い19-8) (祥伝社文庫 い 19-8)

作家
五十嵐貴久
出版社
祥伝社
発売日
2023-10-12
ISBN
9784396350154
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命の砦(祥伝社文庫い19-8) (祥伝社文庫 い 19-8) / 感想・レビュー

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ナルピーチ

消防士・神谷夏美による救助シリーズ第3弾。クリスマスイブで賑わう新宿地下街で同時多発的に発生した大規模火災をベースに、前2作品を上回る壮絶な人間ドラマを描く。消防士たちの熱い思いと強い結束力に心が震えた。命の重さを知り、命の尊さを理解して職務を遂行するのが消防士。そうでなければ彼らの仕事は務まらない。読んでいる間は頭の中では映画を観ている様な臨場感ある情景が目に浮かび、緊張感のある展開が最後まで手に汗を握る思いで読み耽った。ただのパニック小説に留まらない「命」に重心を置いた小説だった。

2024/01/15

PEN-F

熱いです!🔥めちゃめちゃ熱いです!🔥🔥🔥やっぱりこのシリーズは熱いです!🔥🔥🔥 熱き消防士魂が全開のこのシリーズ、殉職していった者も少なくないが、それでも己の使命を果たすためひたすらに前を向き続ける姿に胸が熱くなる🔥 次作は主人公である神谷夏美のエピソード0らしい。単行本に手を出すか、文庫化されるまで待つか悩ましいところ🤔

2023/12/29

ネムコ

単行本で読んでて、だからこそ好きなシリーズなのに買うのを躊躇っていた本、読み始めたら一気でした。読了した今、瞼を腫らしてビールをかっ食っております。どうしようもなかったって判るけど、やっぱ公務員は殉職しないでほしい(ノ_・、)

2023/12/17

NAOAMI

三部作の三作目とは知らず購入、読み切って「キャラ説明不足気味?」と思っていた謎が解けた。新宿地下街中に大規模に拡散した火災が、巧妙な落とし穴の連続もあって手を付けられない状態。マグネシウム爆発が起これば新宿駅自体が爆弾となって新宿区が壊滅?凄まじいの一言。そんな予測に臆することなく立ち向かう消防士たちの使命感・稔侍が強すぎて、現実感を見失うが、その心意気こそが消防士という職業を支えるのだろう。主犯の意図が想像だけで見抜かれるのは容易い感じだが、爆発消火に賭ける1分1秒のスリルは最強、一気読み。殉職にも涙。

2023/11/03

mayumi

消防士・神谷夏美シリーズ第三弾。今回はクリスマスイブの新宿地下街で起こった同時多発放火。次から次へと降り掛かる困難に立ち向かう消防士達。シリーズのレギュラーとも言える人の殉職に胸が痛くなった。首謀者の言い分にはちっとも共感できず。ただ、全国の消防士さん達にありがとうございますと頭を下げたくなった。単行本のあとがきには、シリーズ最終巻となっていたらしいけど、文庫本のあとがきではそれを撤回し、シリーズ継続が宣言されていた。むしろ、ここで終わってたら辛すぎるので、シリーズ継続して良かった…。

2023/10/18

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