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たとえば、すぐりとおれの恋

たとえば、すぐりとおれの恋

たとえば、すぐりとおれの恋

作家
はらだみずき
出版社
祥伝社
発売日
2012-08-31
ISBN
9784396633943
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たとえば、すぐりとおれの恋 / 感想・レビュー

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ゆみねこ

家族、主に祖母に愛情をかけてもらって育った保育士の「すぐり」と、様々な問題を抱えた家庭で育った草介。お互いを想う気持ちが上手く噛みあわない。やがて交際も終わってしまった二人のその後。最後が明るい兆しで終わって良かった。草介、こんどはすぐりを離さないでね。

2015/05/13

亜希

草介、あんた面倒くせー!すぐり、そんな男はやめときなー!と、終始思ってしまった私は、もう若くないのかな。内容はどちらかと言うとすぐりメインなのに、『すぐりと”おれ”の恋』という題名はとても好き。ラストもまぁよい。でも甘酸っぱい恋愛ものは、私にはもう合わないようです。

2016/11/18

Mumiu

すぐりの危なっかしさ、稚さをかわいいと思う反面、腹が立ったりもする。一歩間違えると超めんどい女の子。でも、草介も自分が傷ついた過去が引き金となって、すぐりからみたら困った行動を何度か起こす。それぞれのわがままとも思える言動などを見ていると、ああ、これってほんとに若い子の傲慢さだよなと、眩しささえ感じる。互いの思いが残っていたままの別れは残像が濃くする。恋人どうしになる、家族になる、ともだちになる、関係はどうなるかわからないラストだったけれど、これからのふたりは、お互いがお互いを認め合えるといいなと思った。

2013/10/05

assam2005

20代半ばの恋愛って、こんな感じだったかも。ふとしたことで出会った「すぐり」と「草介」の恋愛。相手の事を過去も含めてもっと知りたいすぐりと、過去の事は話したくない草介。どちらも相手を大事に思っているのに、表現の仕方が理解できず、すれ違う。学生時代とも、もう少し経験を積んだ後とも違う恋愛。恋愛も成長するのかもしれません。別れて初めて心の底から大事だったと気づく事もある。その経験が人をより深めていくのでしょうか。読んでて、そういう時期もあったなぁと懐かしく感じました。

2016/03/16

むぎじる

パンクした車を前に途方に暮れていたすぐりが、たまたま車で通りかかった草介に助けを求めたところから始まった出会い。自分のことを知ってもらって、相手のこともすべて理解したいすぐりと、昔のことをあまり話さず、何かあるとふっとすぐりの前から消えてしまう草介。言葉で伝えきれない想いを抱えつつ好きなのにすれ違う2人。もどかしい気持ちになりながらも、20代の初々しくかわいらしい恋心を持つ2人にほほえましい気持ちを味わってしまった。

2012/12/25

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