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お願い離れて、少しだけ。

お願い離れて、少しだけ。

お願い離れて、少しだけ。

作家
越智月子
出版社
祥伝社
発売日
2016-10-12
ISBN
9784396635107
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お願い離れて、少しだけ。 / 感想・レビュー

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風眠

「あの時、私がこうしてあげたから」「子どもに愛情を持たない親なんているわけない」世の中の毒母と呼ばれる母親たちは、自覚が無いからこう言う。だから、娘は苦しむ。人に言っても「母親と娘って、そんなものじゃないの?」で片付けられてしまう。経験した者にしか分からない苦しみ。毒母に向かって「あなたは毒母ですよ」と言ったら、どんな反応をするだろう。自分はこうだった、じゃあどうすればよかったのと、自分の正当性を涙ながらに叫ぶだろうか。そう、きっと毒母の中にも寂しいインナーチャイルドがいる。母と娘という呪縛の連鎖の根本。

2017/07/01

えりこんぐ

越智さん初読み。毒母に苦しめられる娘たち...と言っても皆30代半ばだが、そうは見えないぐらい幼い。どの母もウンザリする人物像だが、1話目の美咲の母タイプが怖い。こちらが悪い事をしているような気にさえなる。がっちり子供をコントロールしていても、将来老いるのは自分が先だからね。。

2017/05/15

モルク

初読み作家さん。30代半ばの娘とその母との関係を描いた作品、友達親子が増えているなか、娘に干渉をし依存をする母親。子供の頃から愛された覚えがない娘。小さい頃から母の顔色をうかがいいつもびくびくしていた私は彼女たちの気持ちがよくわかる。ついこの間まで(?)そんな娘の立場だったはずが、いつの間にかこの母たちの立ち位置に。この母たちを反面教師として娘に疎まれないように生きていこう。

2017/05/27

スノーマン

なんとなく流行り?な、こじれた母娘関係の連作集。私の場合、早くに母と別居したことで様々な苦労もあったけど、思春期に過剰に構われないことは、気楽な部分も確かにあった。どの母娘関係も大変そうやったけど、母がうまく娘離れできないなら、やっぱり娘の方が勇気を持って距離を取る必要性をひしひし感じる。一番最初の話のお母さんが結構強烈かも。あまりにも恐ろしくて観てはないドラマで、斉藤由貴の演じてた人みたい(笑)

2017/03/25

うどん

えー…って感じです…。スラスラ読めるのですがなんか母娘関係、酷すぎる感じがしました。

2016/12/26

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