ホモ無職、家を買う (リュエルコミックス)
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「ホモ無職、家を買う (リュエルコミックス)」のおすすめレビュー
中年(ホモ)で無職、東京23区に一軒家を買った! その結果……
『ホモ無職、家を買う』(サムソン高橋:原作、熊田プウ助:作画/実業之日本社)
「世界一周ホモのたび」シリーズでおなじみサムソン高橋さんの最新作『ホモ無職、家を買う』(サムソン高橋:原作、熊田プウ助:作画/実業之日本社)。
「ホモたび」は結構マニアックで、多少読む人を選ぶ内容だと思うが、本作はその毒気がなくなり(「ホモたび」はそのマニアックさが面白くて、私は大好きなのだけれど)、「家を買う」という、多くの人が興味を持てるテーマのコミックエッセイである。
サムソン高橋さんはもうすぐ50歳。ほぼ無職なのに、800万円で東京23区内に3階建て(屋上付き)一軒家を現金で衝動買い。築40年以上の古いお家なのだが、サムソンさんが今まで住んでいた、物があふれる狭小ボロアパートに比べ、収納スペースも多く、広さは申し分なし。快適な暮らしに満足するサムソンさん。
しかし、お風呂はお湯が出ない(修理するのに50万円ほどかかるらしい)。寝室にしている3階にはエアコンがなく、夏はめちゃくちゃ暑い。雨漏りもする……。
貯金を切り崩し、倹約に倹約を重ね、なんとか生活していたサム…
2018/1/23
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ホモ無職、家を買う (リュエルコミックス) / 感想・レビュー
そのじつ
「世界一周ホモのたび」でおなじみのサムソン高橋さんが、家を買った⁉︎印税でウハウハなんかいな〜と思いきや…サムソンさんの愛読者なら「なるほど」な家購入の顛末。それは「ハッテン」部分以外の実人生を見せ、生い立ちを語るまでになる。 山下和美さんの家本でも思ったけど、大きな買い物である「家」について考えると、自然に自分の履歴を振り返る事になっていくのかもしれない。サムソンさんのお父上エピソードがインパクト大!とある文豪似として描かれるが、熊田先生の似顔絵スキルの高さが災いしている。文豪にとって(^^)
2018/06/06
辺辺
積本崩し。笑いあり、涙ありの一冊でしたね。オネェ受しかもモテないホモがそれでも面白楽しく、しかも逞しく生きていくことにホロっとさせられた。熊田プウ助さんの絵がかわいくて読みやすい。リフォームされたお家、カラーでみてみたいな。
2018/03/26
きあ
能町みね子さんの結婚相手ってこの人だったんだ!知らなかった…無職なのに一軒家を購入ってすごいな!と思ったらこういうカラクリでしたか。とても面白かったのでその後のお二人の生活も垣間見てみたいです。
2021/05/08
タマキマタ
プウ助さんの作画は読みやすくて好きだなぁ。みね子さんとのその後も是非続編で描いて欲しい。
2017/12/31
ガンジス川沐浴子
800万円で家が買えるあたりで、そんなに安けりゃそりゃ買うよ、と思ってしまって 前向きに読めなかった。 サムソン高橋の家遍歴。最後に能町みね子との出会い。 とくに面白くない。
2019/03/18
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