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竹島

竹島

竹島

作家
門井慶喜
出版社
実業之日本社
発売日
2012-06-20
ISBN
9784408536040
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竹島 / 感想・レビュー

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Aya Murakami

空飛ぶタイヤの裏に紹介されていたので図書館で借りてきた本。 タイトルだけだとデリケートな雰囲気が漂う一冊です。 日韓双方の国益を左右する古文書…。江戸時代の本ということで実際には近代の産物である国境への影響力があるのか個人的に疑問ですが、古文書にあるとおり竹島の地位は国際関係で変動しているというのは納得です。国際法に限らず法律全般は力関係がものをいうのかも…?力の強い男性に有利な法律ってまかり通っていますしね。

2019/06/09

タックン

竹島って題名に惹かれて借りて読んだ。読みやすいけど作家が竹島って旬な話題でゲーム感覚で遊んで書いたって感じがして拍子抜けしちゃった。コンゲーム物は苦手だなあ・・・。 まあそれなりに歴史と領土問題の勉強にはなったかな。 実際に和本があったら、この小説以上にどろどろした争いになるんだろうなあ?・・・・。

2012/10/07

RIN

『屋根をかける人』で初読み、良かったので本作を。国際謀略ものか?軍事オペレーションか?な題名ではあるものの、一種のゆる~いコンゲーム。痛快さがないでもないが、今の日韓のビミョーな状況からすると性善説に過ぎるかな~(笑)。ひらがなと改行と会話文を多用した独特の文体は読みやすいし、情景を容易に思い浮かべられる表現の巧さにあっという間に読めてしまうが、やや物足りなし。しかし、この緩さ、日本人も韓国人も右翼も左翼も一読をおススメする(笑)。肩の力が抜けるかも(笑)(笑)

2017/02/23

pom

某国大統領の上陸問題が起こる前に出版されていた小説です。竹島はいったいどちらの国に領有権があるのか?江戸時代に書かれた和本「たけしま一けん」。この和本をめぐり、所有者の代理人 土居健哉の巧みな話術に翻弄される両国外務省。いやはや…言葉の駆け引きが面白かった。何処までが歴史としての事実で、何処からがお話なのか…分からなくなる程、引き込まれました。門井さんの小説は派手な感じではありませんが、独特の味わいがありとても好きです。

2012/09/10

kochanosuke

良かった。出だしに「何だそりゃ」とおもったけど、話の勢いに乗せられて夢中で最後まで読まされてしまった。アイデア一発という気もしないではないが…。この作者さんは次を読んでみたい。

2012/10/05

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