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猫にならって

猫にならって

猫にならって

作家
佐川光晴
出版社
実業之日本社
発売日
2023-01-30
ISBN
9784408538198
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猫にならって / 感想・レビュー

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starbro

★本日(2/22)は、猫の日、😻×😻で全部で4作読みました。まずは第一弾、昭和40年男 佐川 光晴、2作目です。 人と猫の連作短編集、エイミー先生は素敵でした。地元大宮の居酒屋や大宮高校が登場するとは思いませんでした(笑) https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-53819-8

2023/02/22

シナモン

時や場所を超えて繋がっていくスケールの大きい短編集でした。どの物語も言うほど猫は絡んでこないけど、いつどんな時でも猫は人間にとって身近な存在なんだなぁと改めて思います。読了直後はあんまり響かなかったなーという印象でしたが、少し経ってじわじわと。可愛らしい装丁も魅力的な一冊でした。

2023/08/30

みかん🍊

猫の恩返しとまではいかないが、猫と関わることによって、救われたり変われたりした人々の8編、時と場所を変え緩く繋がっていき、その繋がりによって助けられたり、ほっこりするだけでなく、過酷な猫たちの状況や問題のある家族状況だったり正義感からの行動が批判を浴びたりジェンダー問題だったり重い問題もある、猫も人間も生きずらい現代だけど、猫のようにしなやかに自由に愛情を持って生きてみる事も必要、猫にならいたい。

2023/03/01

ゆみねこ

猫と人の関わりを淡々と綴ったお話。病弱な芳子ちゃんの部屋でお産をしたミーコ。ミーコが誰にも頼らず仔猫を産み育てる姿から生きる力を貰う芳子ちゃん。芳子ちゃんの次男ミカズさんはガラス作家に。ミカズさんの工房で野良猫が仔猫を産み…。まあ、猫好きなので楽しく読了出来たけど、少し物足りなさを感じた。表紙の猫たちは可愛かった。

2023/04/01

itica

もちろん猫は登場するのだが、主人公と言う訳ではなく、あくまでも人間社会の脇役として描かれる連作短編集。気まぐれ猫の可愛さは保護欲を刺激されるばかりではなく、癒し効果があるのは周知の通り。もちろん全ての猫が幸せな一生を送れるとは限らないが、昔も今も猫と人間はこんな風に関わってきたのだろう様子が描かれている。老母猫が四匹の子猫たちを人間に託した「やさしく透きとおる」、そしてその後の子猫たちの話が良かった。

2023/02/12

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