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4月1日のマイホーム

4月1日のマイホーム

4月1日のマイホーム

作家
真梨幸子
出版社
実業之日本社
発売日
2023-02-22
ISBN
9784408538280
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4月1日のマイホーム / 感想・レビュー

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starbro

真梨 幸子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。『6月31日の同窓会』に続く“日付シリーズ”第2弾、最初は分譲地ご近所イヤミスかと思いきや、著者版そして誰もいなくなったスケールの大きい大量殺人謀略家ミスでした(笑) 本書の舞台のS区畝目は、世●谷区宇●根でしょうか❓ この場所だったら陸の孤島、新築戸建でこの価格は十分ありえ〼 住宅価格が高騰している今、駄目な物件を掴む人が増えそうです。 https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-53828-0

2023/03/11

たっくん

東京都S区畝目、分譲住宅5戸「畝目4丁目プロジェクト」、念願の新居に引っ越してきた住民(A区画:エッセイ漫画が大ヒット三浦奈緒子、Dk区画:娘風香の教育に余念ない戸井田敦子、B区画:母が有名小説家田上美雪他)・・引っ越し挨拶品を交わす住民達は、ある区画からの悪臭に気づくが・・昭和30年代に往年のスター未唯紗英子が建てた高級賃貸物件「未唯紗アパートメント」と大量殺人の噂、土地の因縁、発見される腐乱死体の真相、挨拶品高級ハムでの食中毒、C区画光本家の殺人等、今日は4月1日エイプリルフール、嘘か真か真相に吃驚。

2023/05/08

まちゃ

真梨さんらしいダークコメディミステリー。最後の二段オチが気になって手に取っちゃうんですよね。面白かったです。東京都S区の分譲住宅地に引越して来た一癖も二癖もある登場人物たちが繰り広げる奇行。有り得な~い。

2023/04/19

ノンケ女医長

分譲地の地図が出てくる。立地と金額に、住民関係を想像しながら読むことができた。偶然性や猟奇性の点で言うと、かなりライトで、すっと作品に入り込めるのはとても良かった。残虐性も少ないので、真梨幸子大先生の作風に初めて触れるには、おススメの作品だと思った。ある病原体の感染で、突然に終盤を迎える大胆さも、中毒性が高い。さて、本の帯裏面には「6月31日の同窓会に続く、日付シリーズ第2弾!」とあるが、担当は今作も前作もきちんと読破しているのかしら。全然違う内容だわよ。

2023/04/23

のり

東京S区に再開発された建売住宅が5軒が建った。次々と引っ越ししてくる家族。顔合わせ的な挨拶で既に波乱が起きそうな雰囲気。価値観の違いと、異臭騒動が不穏を掻き立てる。新築で浮かれるはずが、気が沈んで落ち着かないとは…さらに過去に大量殺人事件があった都市伝説まで…ここは事故物件なのか?幸せを買ったはずが、不幸へと向かう。悲惨過ぎて言葉が出ない。

2023/10/10

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