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英雄たちの経営力

英雄たちの経営力

英雄たちの経営力

作家
伊東潤
出版社
実業之日本社
発売日
2023-06-29
ISBN
9784408538372
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英雄たちの経営力 / 感想・レビュー

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旅するランナー

日本IBM勤務後、経営コンサルタントとなり、歴史小説家に転身。そんな経歴を持つ作者だからこそ、歴史とビジネスをつなぐブリッジ役として適任と自負されている。12人の人物を取り上げ、その経営力を8つの基準(企画構想力·志の高さ·人間力·先見の明·決断力/行動力·リーダーシップ·組織力·功績)で評価する。ランキングは、1.大隈重信、2.徳川家康、3.荻原重秀となっています。すべてをバランス良く持つことは難しいですね。

2023/10/26

いっちゃん

私が伊東さんを知ったのは巨鯨の海でした。少し毛色のちがうこの本を読んで、伊東さんのバックボーンを知れました。IBMで長くサラリーマン生活をしていたこと、起業して経営コンサルタントをしていたこと。そんな経験があったから、経済から歴史を紐解くことが出来る。歴史の勉強にもなり、ビジネス書としても読める。ずば抜けた経営力を持つ、12人の成功と挫折のお話です。とても面白く読みました。

2023/10/27

Mc6ρ助

『それを考えれば、家康が言ったとされる「百姓は生かさず殺さず」(『落穂集』)と いう言葉に表されているような苛斂誅求も、「徳川家のインフラ投資があったからこそ、お前ら百姓は安楽に暮らしていける。そのインフラ投資を回収させてもらう」という意味なら、少しは許容できるだろう。(p135)』潜在的国民負担率53.9%の令和の民は安楽に暮らしていけるのか?パーティー券なんていって集めるものを集めてお前達には還元しないよ、と言われてる気がするのはこの爺さまだけかいな?経営力に欠ける者からは五十歩百歩の英雄達だったよ。

2023/12/24

とくま

2023/11/29

「経営力」をテーマに古代から近代までの12人の偉人たちの経歴と実績を取り上げられています。特に「日本三大悪女」だの「守銭奴」だのあまりいいイメージを持たれない日野富子さんや、ライバルの新井白石さんの影に隠れがちな荻原重秀さんの回が気に入っています。

2023/07/14

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