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千年の読書: 人生を変える本との出会い

千年の読書: 人生を変える本との出会い

千年の読書: 人生を変える本との出会い

作家
三砂慶明
出版社
誠文堂新光社
発売日
2022-01-14
ISBN
9784416522080
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“本棚”から拓く人生のガイドブック『千年の読書 人生を変える本との出会い』三砂慶明インタビュー

 一冊の本を読み終えたとき、えも言われぬ高揚感のなか、立ち往生してしまうことがある。気持ちの落ち着きどころを探していくうち、湧きあがってくるのは、この本から自分に入ってきた“知”をどこへ歩かせていったらいい?ということ。そんな思いの拠り所となり、得た“知”をつないでいく“隣の本”を、三砂さんは日々、嬉々として、悩みながら、書店の棚に並べている。大阪は梅田 蔦屋書店で。

(取材・文=河村道子 撮影=濱崎 崇)

「ビジネス書であれば、ビジネス書の棚に、というジャンルごとの並べ方をしていない書店で、書店員として働く私は、本を探しに来た方がその本の隣にある本と出会う、その出会い方をどうすれば変えられるのか、ということを日々考えています。たとえば人文書は、専門書が多いですが、“人間にとって愛とは何か”という問題提起の仕方をすれば、その本との出会いは専門書としてのものとはまた違うものになる。人生には、それぞれのステージで考えなければならないことがあります。本とのそうした出会い方をすれば、自分が向き合わなければならない問題やテーマと出会いやすくなると思うんです…

2022/2/5

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千年の読書: 人生を変える本との出会い / 感想・レビュー

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ねこ

タイトルの千年の読書とは1000年前に菅原孝標女が「源氏物語」読みたくて読みたくてやっと読めた喜びが1000年経った今でも人々に受け継がれている(特に筆者)って事に起因したタイトルです。筆者の三砂さんの本への情熱と愛は読んでいてとても良く伝わりました。本書は7つの章に分けられて1章ごとにその章で紹介された書籍を平置き6段で表紙が分かるように載せてあります。この本は250冊程の本を紹介されていますが、その選定も素晴らしいです。読みやすく、初めて本を出版する方の書籍とは思えません。何年かしたら再読したい本です

2023/01/17

KAZOO

読書に関する本ですがいわゆる一般的な書評や本を紹介するものとは異なっています。この著者がいままでの自分を振り返る中での本との出会いを7つの章に分けて書かれています。その中で各章ごとに自分の読んだ本とそれとの出会いで感じたことをつづられているエッセイの様なものでした。200冊以上の本がちりばめられていて私には未読の本が多かったのですが、このようなかたちでの読書論もありかと感じました。私にとってはいい本です。

2023/01/28

アキ

本屋のテーマ毎に並んでいる棚にある本を、次々に紹介してくれるような、流れるような文章が心地よくさらっと読めました。巻末に本文で紹介されたBOOK LISTSは、約250冊もあります。死、食、仕事、お金、人生を変える本、眠れない夜に読む本、瞑想などの章立てのテーマ毎に最後の頁に本棚に本が並んでいて、本同士の関連性が見えてくる。このリストを参考にして、積読本が解消に向かえばいいな。もちろん読みたい本も増えたけどね。奥さんがつけたという本のタイトルと、表紙のマティスのドローイングを使うセンスがいいですね。

2022/01/25

けんとまん1007

やはり、読書はいい。エッセイのようであり、物語のようであり、哲学書のようでもある。感じいることが多いし、まさしく同感・・・とうなづくことも多い。読書の仕方はいろいろあると思うが、そこで何を感じ何を考えるか。そして、何をするか・・・に至ること。読みたい本が、たくさん。

2022/05/24

佐島楓

読書が人に何をもたらしてくれるのか、この本を読めばわかると思う。経済から死に至るまで、扱われるテーマはとても幅広く、そのほとんどを多彩な本から引用することで理解しやすい文章に魔法のように変えていく。個人的には最初の一歩を踏み出すことを躊躇してはいけないんだなと教わった。読書体験は人生の大事な一部。良書。

2022/02/16

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