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ユング心理学選書 12

ユング心理学選書 12

ユング心理学選書 12

作家
イラ プロゴフ
河合隼雄
河合 幹雄
出版社
創元社
発売日
1987-08-01
ISBN
9784422112121
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ユング心理学選書 12 / 感想・レビュー

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ゆきだるま

共時性(シンクロニシティ)について。この宇宙のにおいて、因果律では説明できない部分を埋めるもの、らしい。それはマクロコスモス(宇宙)とミクロコスモス(個人の深層)との関連らしい。そこでライプニッツのモナドや東洋思想との関わりが出てきておもしろいのだけど、共時性そのものについては科学的に説明できないのはそりゃそうで、胡散臭いといえばそれまでだけど、でもわたしはけっこう好きだ。あと、希望を持ってると共時性が起こりやすいとか。よく聞く引き寄せの法則はここから来てるのかな?河合隼雄氏の解説がわかりやすかった。

2022/05/20

PukaPuka

コイン投げにはついていけず。偶然が人の人生に大きな影響を与えることは間違いない。それはどう受け取るかだけが鍵であって(神の思し召しと思うにせよ、信仰の有無にかかわらず、ラッキーな偶然もアンラッキーな偶然も意味を考えて次の行動に活かすにせよ)、偶然の事象は一定の割合で起きる、としか、科学的には言いようがないと思う。そこまで含めて体系化しようとして、うまく行かなかったのではないか。

2021/11/03

KUAD

(画家志望者が)絶望のうちに絵を諦めようとするとき、一本の電報で見知らぬ親戚が少々遺産を残したことを聞く。これらは「意味のある一致」p167。「創造的人間」と分類できる人々の人生にとりわけ共時的事象が発生する傾向が見られる。これは検討に値する一つの個別的仮説であるp168。リンカーンが1ドルで買った樽の中に法律の注解の全集が入っていた。これも共時的現象p174。個別に因果律で説明できる二つの事象に関係を感じるのは個人だp191。念力のようなエネルギーを仮定することが既に因果律に囚われている。

2012/03/26

共時性を感じることが多々あって、知っておかなければならないと思って読みました。 でも、もっともっと知りたいのが正直なところ。 周辺的な文献も読んでいこうと思いました。

2020/01/21

yuo

一部分のみ。ティヤール・ド・ジャルダンの精神圏を含む宇宙進化論は興味深い。

2015/11/19

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