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レスポンシブル・カンパニー

レスポンシブル・カンパニー

レスポンシブル・カンパニー

作家
イヴォン・シュイナード
ヴィンセント・スタンリー
井口耕二
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2012-12-07
ISBN
9784478017920
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レスポンシブル・カンパニー / 感想・レビュー

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roatsu

良質なプロダクトを提供し続け、高い意識に発した数々の核心的施策も試みるアウトドアブランドが掲げる哲学とその経営における実践の物語だが、文中にもあるように業態を問わず事業に関わる人間にとって普遍的な内容でもある。特にメイドインジャパンへの信頼を揺るがす不祥事が相次ぎ、アフターコロナという標語も独り歩きしているが武漢ウイルス禍収束後に新たな経営を再構築しなければならない日本企業と日本人にとって真剣に目を向けるべき教科書といえる。同社製品は高価だがいわゆる一生モノに近い品質を持ち、大量消費による買い替えをさほど

2020/05/12

みさどん

素晴らしかった。世界的に見た環境破壊の章は想像以上で辛い。だからこそ、こんな優良企業が当たり前になるような社会になってほしい。日本の、100均や使い捨て品、不必要品を売る商業の在り方は、いつも違うと思っている。パタゴニアの品は色落ちしないし型崩れしないし、優れもの。こういう理念での企業なのだと恐れいった。世界的に考えていかなければならないところまできているのだ、環境破壊は。皆さんに読んでほしい。

2017/05/29

kubottar

パタゴニアのポロシャツは1万円もする。ブランド代でその値段ではない、あくまで品質での値段設定だ。このデフレのご時世、なぜあえて逆張りをしているか、その理由がわかる。

2013/04/08

Sakie

今も「沈黙の春」は終わっていないのだ。綿を栽培する為の土壌汚染、布を染める為の水質汚染、生産者の健康被害と搾取。より安い商品を求める程、環境への配慮を省いたぶんの膨大なツケを地球に払わせている。パタゴニアは自然や動物、生産者への配慮が世界に先進する企業だ。アウトドア派創業者のトップダウン方式だが、雰囲気を社内から社外へと醸成していく様子がわかる。自社の環境負荷を知る。改善を心がける。特に得た知識を社内外の人と共有することを強調している。企業の可能性の証明であり、企業が責任を果たすための道筋を示してくれる。

2015/05/20

Koji Harasawa

なんとなくイメージで好きだと思っていたpatagonia。なぜ自分が好きだと思えるかが明瞭になった。あきらめないでやれることをきちんとやる。自然を信じて大事にする。人間としておごらない。色んなヒントが詰まっている。企業活動が変われば、世の中は大きく変わるだろう。選挙の日にお店を休みにするとか、めちゃくちゃ重要だ。好きだ、patagonia

2022/06/06

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