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いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書

いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書

いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書

作家
水野学
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2018-10-11
ISBN
9784478103203
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「いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書」のおすすめレビュー

ジタハラに負けず定時に帰りたいならば、「なる早」「今日中」はNGワード!

『いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』(水野 学/ダイヤモンド社)

 同じような仕事をしていても、定時でスパッと帰る人もいれば、あれこれと不測の事態が発生し、結局何時間も残業してしまう人もいる。その差は、いったいどこで生まれるのだろうか。それは、もしかすると“段取り”の違いなのかもしれない。本書『いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』(水野 学/ダイヤモンド社)は、いくつもの業務を並行して処理する忙しい社会人に、“質”と“スピード”の両方を高めるためのノウハウを具体的に教えてくれる。著者は、「くまモン」の生みの親としても知られるクリエイティブディレクターの水野学氏。常に何十件ものプロジェクトを請け負う同氏は、それらをスムーズに同時進行するための、いわば“段取り”のスペシャリストだ。本稿では、そんな著者の仕事論をいくつか紹介したい。

■「型」を決めることが質とスピードのアップに

 デザインのようなクリエイティブな仕事でも、「型」を決めることで効率化することができる。例えば、著者の会社・グッドデザインカンパニーでは、他のデザ…

2018/11/9

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『Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち』』

辛島デイヴィッド みすず書房 3200円(税別)

装丁:小川純子(みすず書房) 装画:岡本滋夫 編集:小川純子

村上春樹がどのようにエージェントと契約し、どのようにプロモーションされ、どのように有名になっていったのかが綴られている。クリエイターのエージェント業を行っている僕にとっては、喉から手が出るほど知りたい話!

『U&I』

ニコルソン・ベイカー:著 有好宏文:訳 白水社 2400円(税別)

装丁(日本語版):榛名事務所 装画(日本語版):川野次郎 編集(日本語版):金子ちひろ

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特に何もない今日こそ定時で帰りたい! 仕事のスピードアップに役立つビジネス本

■朝イチのメールチェックはNG! 脳のゴールデンタイムとは?

『朝イチのメールが残業を増やす』(菅原洋平/日本経済新聞出版社)

「会社に出勤したらまず朝一番にメールのチェック」という方は多いのではないだろうか。ショッキングな話かもしれないが、実はそういう人に限って残業が多くなってしまう可能性があるという。これは、その人の性格やスキルによる問題ではなく、人の脳の時間別の活動分野が仕事効率に大きくかかわっているからである。

 そうだとすれば、自分自身の脳が活発にはたらく時間帯や生活スケジュールを自覚することで、毎日の仕事効率を確実に向上させることができそうだ。

 ちなみに、出勤してすぐの時間帯、すなわち午前中は「脳のゴールデンタイム」。この時間帯に適した業務は、「物事の決断や記憶学習」だ。1日の脳のはたらきに沿った仕事の進め方を把握することができれば、会社勤めも私生活も充実させることができそうだ。

レビュー全文は【こちら】

■大量のメールに潰されそうになったら? ムダをカットする方法

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2018/11/13

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いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書 / 感想・レビュー

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えちぜんや よーた

読者の対象層は"クリエイター"とか "ディレクター"など仕事上の肩書きが横文字でない人も含まれると思う。「営業」とか「経理」など肩書きを漢字で書くような人でも段取りの重要性については同じかと。あとは自分の職務で使う言葉に置き換えて読むことが必要。どっちかというとまだ実務経験の浅い人向けかな。最初から順番どおりに読まなくても理解できる本なので、気軽に本をめくってみることをおすすめする。

2018/12/22

しん

段取り良く仕事をして、効率を上げたいと思っていて、そんなところこの本に出会って、早速読んでみました。一番自分ができていないところは、ゴールのイメージを出来るだけ具体的にしておくことだと思いました。この本で一番印象に残ったところです。早速それを実行してみることにしました。仕事の進め方に関する知恵がいっぱい詰まった本でした。

2018/11/15

assam2005

段取りの有効性は一般事務だけのことかと思っていましたが、事業を進めていく上でも同じなのですね。ちょっとしたトラブルやちょっとした別の仕事を差し込まなくてはならないのも想定しておかなくてはいけない。想定外は段取り不足ということ、時間の重要性、チーム全体で一つの事に取り組むために忘れてはならないこと、忘れがちなことを改めて認識させてくれる一冊でした。

2019/01/27

ミライ

くまモン生みの親である、水野学氏の著書。スケジュール管理(段取り)方法を中心に、他人に仕事をまかせる手法からチームビルディングまで、自分の言葉でわかりやすく解説。横文字でまくりの難解ビジネス本ではないので、数時間でサクッっと読める。

2018/10/14

つよぽん

仕事を成し遂げるまでの「段取り」について書かれた本。目標の共有だったり、行動のルーティン化やパターン化、コンセプトの重要性など今までも言われて来たことだが、その必要性をより具体的レベルにまで落として挙げられているので理解が進む。頭の中を空白にしておくのは、右脳と左脳を思考やひらめきの容量として増やす為にも大事だろう。

2019/01/13

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