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最後の適当日記(仮)

最後の適当日記(仮)

最後の適当日記(仮)

作家
高田純次
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2024-01-17
ISBN
9784478117729
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 さまざまな分野で活躍するみなさんにお気に入りの本を教えていただくインタビュー連載「私の愛読書」。今回登場していただくのは、『最後の適当日記(仮)』(ダイヤモンド社)を刊行したばかりの高田純次さん。

 挙げていただいた本は、なかなかネタバレできないミステリーやサスペンス色の濃い3作。その代わりに(?)、時代小説の不思議やおすすめの映画にまつわる話題が展開。冗談だらけの愛読書トークをお届けします。

●『火車』を超える作品にまだ出会えていない

——東野圭吾さんの『白夜行』、宮部みゆきさんの『火車』、高村薫さんの『照柿』という3冊を挙げていただきました。

高田純次(以下、高田):俺がひと晩で、寝ずに読んだ本だけを集めたのが、この3冊。あまりにも面白いから、読んでいたら寝られなくなっちゃって。

——眠れないほど熱中できた3冊なんですね。

高田:そう。『火車』はずいぶん前のお話だけどね。刊行されたのは30年くらい前? だから、今の時代は携帯電話が使われちゃってるけど、昔は携帯電話が出てこない作品もあるでしょ。松本清張のシリーズなんかもそうだけど、この時代の小説には携帯…

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「適当男」として何冊も自著を刊行してきた高田純次さんが、ついに『最後の適当日記(仮)』(ダイヤモンド社)を上梓。その内容といえば、何も書かれていない日があるし、一文字しか書かれていない日も…。ただ、時々妙に心に沁みる言葉があり、どこを切り取っても笑えるのに、なんだか深くて癒される。この日記の面白さと尊さこそが、高田さん自身の人物像なのかもしれない。「適当男」とは何たるかを、本人へのインタビューで探ってみた。

●80歳を超えたら100m走を9秒くらいで走ろうと思って

――2008年の『適当日記』から約16年が経ち、『最後の適当日記(仮)』が刊行されました。前作も持っているのですが、帯がないので電車の中で読むとちょっと恥ずかしいです。

高田純次(以下、高田):帯がないとな。ギャグを先に言っちゃうみたいなもんだから。電車の中はダメだね。ちょっとあの人おかしいよ、ってことがバレちゃう。帯があれば、まだ隠れてるからさ。

――そうですね。帯がないと天狗の部分が丸見えで…。

高田:そうそう、前作で天狗を出して味を占めたもんだから、今回の表紙はバスローブ姿。ちょっと聞いた…

2024/3/14

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最後の適当日記(仮) / 感想・レビュー

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hideto

最近年度初めで仕事がきつく、とにかく何も考えずに笑える本が読みたい!と思い手にしたのがこの本。まさか前作から10数年ぶりに高田純次さんの日記が発売されるとは思いもしませんでした。出だしから高田節全開!ただただ面白いの一言。あと意外だったのは溢れ出る大谷翔平への愛。そんなに好きだったとは。80歳を前にしてこの適当さ、本当に羨ましいです!自分も見習って、もっと楽に生きようと思いました。

2024/04/05

shimuratakeda

純ちゃんの本はだいたい読んでいる。今回のも特に読むべきところがないところが読みどころ、という素晴らしい本でした。

2024/02/12

hinotake0117

自慢話、昔話、説教はしない、という方針を後期高齢者年齢となっても貫く姿勢が本当にいい歳の重ね方。 大谷翔平率が非常に高いのもまた印象的。それだけのインパクトが高田氏にももたらせられているのだろう。 こんな適当さを自分ももって歳を重ねたい。

2024/01/28

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