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生きていてよかった

生きていてよかった

生きていてよかった

作家
相田みつを
出版社
ダイヤモンド社
発売日
1998-01-01
ISBN
9784478701492
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生きていてよかった / 感想・レビュー

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しいたけ

「雨の日には雨の中を、風の日には風の中を」これが好き。北海道の厳しい自然を思い出す。猛吹雪の中、目をこらし前を見ようとしているところ。じりじり日に焼かれながら延々と人参の間引きをしているところ。自然はそのまま受けとめるしかないけれど、そこにいることを選んでいるのは自分で、それはとても幸せなことだと思ってた。「いのちいっぱい生きてきてほんとうによかった。どんなときでも心の底からしみじみと言えるような人生を生きてゆきたい」ここから、このタイトルにしたという。加減して生きてる今の自分が、ほんの少し哀しくなる。

2016/03/22

モリー

手元に置いて折々に読み返したくなりました。相田みつをさんは、道元の「正法眼蔵」をはじめ、仏教の教えから大きな影響を受けていることを知りました。みつをさんの詩から仏教の教えの真髄が滲み出ているように感じられました。

2019/12/14

ヒラP@ehon.gohon

「生きていてよかった」 素晴らしいタイトルです。 相田みつをさんの言葉が響いてきます。 悩みをかかえた子どもたちが模索を続ける中で、自分を肯定的に見られるようになる、相田みつをさんの言葉が凝縮された本です。 この本は、下手な説教よりも能弁です。

2023/11/24

ASnowyHeron

生きることはつらいことが多いけど、シンプルに考えていけばいいのかな。力強さを感じた。

2018/11/06

ばりぼー

「やれなかった やらなかった どっちかな」「そのうち そのうち べんかいしながら 日がくれる」「うそはいわない ひとにはこびない ひとのかげぐちはいわぬ わたしにできぬことばかり」「うばい合うと 足らないけれど わけ合うと あまっちゃうんだなあ」「雨の日には 雨の中を 風の日には 風の中を」「いいことはおかげさま わるいことは身から出たさび」厳しい自己否定がなければ、人間はすぐ傲慢になる。一方、絶対の自己肯定がなければ卑屈になる。卑屈にも傲慢にもならぬためには自己否定、自己肯定、共に必要。

2020/12/13

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