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ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (ちくま文庫 ふ 38-1)

ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (ちくま文庫 ふ 38-1)

ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (ちくま文庫 ふ 38-1)

作家
ブルボン小林
出版社
筑摩書房
発売日
2009-09-09
ISBN
9784480426284
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ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (ちくま文庫 ふ 38-1) / 感想・レビュー

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ナハチガル

素材と視点や洞察、論理展開がバッチリ好みで、ジョークも面白いのだが、ずらし方とのりツッコミのスタイルがちょっと古いこの感じ、執筆時期が2000年代のものもあるから仕方ないが、80年代の黎明期からゲームに親しんで、ドリフや欽ちゃんやひょうきん族やダウンタウンやナンシー関を通過して(知らないけど)、でも今世紀のゲームにはもうひとつハマりきれない、垢抜けない同世代のライトなオタクのこの似たような感じに共感を覚えつつもこっ恥ずかしくもあり、若い人には受けなさそうかな感じがまた逆にいいのである。A+。

2023/05/23

まみ

ブルボン小林(=長島有)のゲームコラム集。ゲームの楽しさを知らない者(とくに女子)に未知の良さを啓蒙するものでありたい、とのコンセプトらしいがどうなんだろう。私は懐かしいゲームへの共感とボンコバ氏の新しい視線への驚嘆とともに読みました。熱く語るというよりはどこか冷めた感じなのが良い。グラディウスのモアイの話、シャイニング・フォースのケンタウロスへの接し方をどうするかの妄想に笑った。そして「ファミコンが売れる前はトランプ売ってた」(ディスクシステム起動音にどこかの子供がつけた歌詞)、これはなかなか強烈。

2012/08/08

緋莢

ブルボン小林は、作家・長嶋有の、漫画・ゲーム批評用の名義です。2005年に刊行された単行本は読んだはずですが、4年後の2009年に刊行されたこの文庫版は収録されているものが大幅に増えています。なので、単行本読んだ人でも改めて楽しめると思います。初っ端収録の<「思い出のファミコン」といわれて>で<(任天堂の)『4人打ち麻雀』のタイトル画面の「人」の字がお〇ん〇ん(原文は伏字なしです)にしか見えないんですね。これは一度〇ん〇んだと気付くと、もうそれ以外のものにはみえない。> とあり(続く

2019/08/11

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

今読むと少し古く感じる文体もあるけど、目の付け所が他の人とは違う。紹介しているゲームでやったことあるの全く無いけど面白い。

2022/01/11

ああああ

再読。いいぞいいぞ、やっぱりゲームって面白いよね。「水戸黄門」の無理のある合成音とか、魑魅魍魎が跋扈するダンジョンの奥で飲むパインジュースとか、そういう印象ばかり覚えてる。その演出が、現実のデフォルメの仕方が、ゲームの楽しさの一部だよね。

2016/04/16

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