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夏を取り戻す (ミステリ・フロンティア)

夏を取り戻す (ミステリ・フロンティア)

夏を取り戻す (ミステリ・フロンティア)

作家
岡崎琢磨
出版社
東京創元社
発売日
2018-09-28
ISBN
9784488020040
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夏を取り戻す (ミステリ・フロンティア) / 感想・レビュー

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hiro

ミステリ・フロンティア100冊目の作品。400頁弱の長編ということで、メインの事件に留まらず二転三転する展開だと予想して読み始めた。若い雑誌編集者とフリーの記者が、1996年の夏、同じクラスの小学四年生が次々と失踪するという事件を追い始めるところからスタートする。その後、失踪した小学生が関係する過去の事件も明らかになり、予想していたように事件が絡み合って複雑化していく。しかし、小学四年生が考え、実行しても不思議でないという制限が加わるためか、実際のトリックに新鮮な驚きは感じれなかったのが残念だった。

2018/11/13

ダイ@2019.11.2~一時休止

子供たちが夏休みを取り戻すために仕掛けた事件の真相はって話で子供たちがイイです。ちなみにこれがミステリフロンティア記念の100冊目らしいが自分は何冊読んだんだろう?

2018/10/29

へくとぱすかる

タレーランシリーズとは全くちがう雰囲気で、小学4年生の世界を描きながらも、大人の小説としてみごとに成立させた作品。子どもたちの謎の失踪事件を追う、雑誌記者の猿渡と佐々木の二人が実にいい味を出している。途中で、このままトリックが明かされて終わりなのかと思ったが、そこは現代ミステリ。ひねり方が鮮やかで読後感もすばらしい。ミステリの典型的な書き方を学んだよう。子どもたちが置かれたシリアスな問題に、彼らなりに最善を尽くそうとした切実さが何ともいい。群像ではなく個性ある存在として光っている。担任と校長先生も立派。

2020/08/06

aquamarine

団地に住む子供が一人ずつ順番に数日間姿を消す。彼らは一様に怪盗に連れ去られたと答え…。自作自演と思われるそれを、ある雑誌編集者とフリー記者が追います。事件の中心の子供たちは小学4年生なので、それほど難しいトリックは使わないのですが、それでも小学生が考えるには高度だなというのが少し引っかかります。でも団地に住むということ、過去の事件等いろいろなものが絡み合って、考えさせられ、なかなかのリーダビリティで一気に読まされてしまいました。ジュブナイルとしても雰囲気もよくいいと思います。タイトルが秀逸ですね。

2018/11/18

ami*15

大人の事情に束縛された少年少女が理想の夏休みを“取り戻す”ために巻き起こした失踪事件。小学生が仕組んだ壮絶な事件と一連の事件に迫る大人たちとの攻防戦には興奮した。小学生時代の夏休みって特に貴重な時間だと思うし、その時間を複雑な事情で潰されてしまうのは小学生の立場としてはとても辛いと感じた。ラストでは誰も経験したことのない夏を手に入れた1996年から20年後の大人になった彼らの物語へ。あの団地は取り壊されてなくなることになっても20年前に小学生だった彼らの特別な思い出は永遠に心に刻まれているのではないか。

2018/11/30

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