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ハナカマキリの祈り

ハナカマキリの祈り

ハナカマキリの祈り

作家
美輪和音
出版社
東京創元社
発売日
2013-10-30
ISBN
9784488027223
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ハナカマキリの祈り / 感想・レビュー

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nobby

さすが読み友さん達の絶賛は伊達ではなく面白かった!親切な隣人の謎や成り代わりなど、どこかで見た内容と重なるのはご愛嬌(笑)それでも浅はかに読ませず、展開に思わず引き込まれる。二重三重に挙げられる人物に脳内混乱するも、整理した通りに重なるのが心地よい。タイトル『ハナカマキリの祈り』がなかなか深い。グロさ免疫あれば間違いなくオススメ♪最後の解釈は曖昧にしておけばよいのかな…

2016/06/10

ぷっくん

(読友さんオススメ本)なんだなんだ‼︎この感じは!最初から先へ先へと読みたくさせる(^^;;途中は本当にこんがらかりましたよ笑。1冊の中に色んなものが詰まってました!どことなく火車を思わせる所があったかな?これはイヤミスなんだろうなぁ〜(^o^)気持ち悪くなる描写が出てきましたが、気になるので後半は一気です笑。それにしてもラスト怖〜(>_<)

2016/05/12

えりこんぐ

グロい...怖い...そしてややこしい? なのに夢中になって読めてしまう作家さん。人間の姿をしたハナカマキリの様な彼女。どっと疲れる読書タイムだった。

2018/11/10

ナミのママ

暴行の暗い過去を持つ女性が主人公・・ということで、暗い心理小説かと思ったら、違って、良い意味で裏切られました。図書館予約に失敗し、読み過ごしたまま忘れていたこの作品、「読友さんの多くが面白い!というものは面白いんだ!」と改めて思います。人物の複雑さは聞いていたのでよく整理しながら読み進めました。トリックの面白さと、グロイ場面のすさまじい描写、そして最後。えーっ、どうなったの?どこか読み落とした??その後が気になります。みんな、どうなったんだろう??

2016/09/14

だんじろー

絵に描いたようなイヤミス。残虐な描写に背筋がぞくぞくします。読者を引っ張っていく力技はなかなかですが、できれば「いづみ」からの視点も少し欲しかったかなあ。いや、だいぶ欲しかったなあ。終盤に近づくにつれて、冷血なモンスター的な側面ばかりがクローズアップされてしまって、彼女をここまで追い詰めた闇の部分が蔑ろにされてしまったのが何とも惜しい。悪い言い方をすれば“ありふれた”サスペンス。せっかくタイトルに「祈り」とあるのに、宿命と葛藤に苛まれただろう彼女の心情に蓋をしてしまったのは、実に残念でなりません。

2015/09/10

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