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あの魔女を殺せ

あの魔女を殺せ

あの魔女を殺せ

作家
市川哲也
出版社
東京創元社
発売日
2023-09-29
ISBN
9784488029005
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あの魔女を殺せ / 感想・レビュー

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オフィーリア

舘×密室×魔術 魔術が現実に存在する世界観でのダークで狂ったミステリー。グロテスクな生人形を制作する人気三姉妹、その新作発表の夜姉妹の1人が殺害され傍らには死体と同じように損壊された人形が…といういかにもコテコテの本格もの。魔術というオカルトが存在しストーリーにもゴリゴリ関わってくるのである意味特集設定ミステリーとも言えるのでしょうか。この作品の一番の見どころは魔術に関わった人間達の狂気だと思います。魔術の存在を中心に誰も彼もが狂ってるおぞましさが堪らない読後感。

2023/10/29

aquamarine

グロテスクな生人形の作り手で賛辞を集める常世三姉妹の新作発表の場に立ち会うために、山中の館に集められた関係者。発表の夜、三姉妹の長女が殺害され、館も孤立状態になる。視点がくるくる変わるのもあって、誰に同調して読むのが正解か見極めきれないでいたが、中盤事情が分かってくると、想像と違う中身が現れたりして、どこに同情しどこに寄り添ってどこを敵対視すればいいのか、気持ちが迷子状態に。最終的に特殊設定を綺麗に使ったミステリだったが、私にはなんだか座りが悪い。…いや、この状況では誰にも同調できなくて正解か。

2023/11/16

カノコ

グロテスクな人形作家として名を馳せる三姉妹。彼女たちの新作発表会の会場である館で、長女が殺害される。冒頭で語られる魔術を受け継ぐ一族の存在に興味を惹かれるが、本編はガラッと雰囲気が変わる。そのため、魔術に纏わる正確な条件が明かされるのが物語の後半以降であるため、特殊設定ミステリとして読むとどうしても後出し感が否めない。三姉妹周辺の設定は露悪的で趣味が良いとは言えず、そういうものが嫌いではないわたしでもやや不快に感じた。狂気を描きたかったのだとしても、そこに美しさは感じない。メリバ的なラストもかなり嫌。

2024/01/26

四弦桜

なになに最後ーΣ(⊙ω⊙) なんか意味ありげな終わり方‼️ 自分の読書力のせいか?w "魔術"が上手くミステリに組み込まれてて終始楽しめた😆 もうみんなが怪しくて怪しくて🤩予想を裏切るラスト‼️最高でした👍面白かった✨

2023/10/13

なな

初読み作家さん。なんとか読もうとしたけど無理だった

2023/11/13

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