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ウォータースライドをのぼれ (創元推理文庫)

ウォータースライドをのぼれ (創元推理文庫)

ウォータースライドをのぼれ (創元推理文庫)

作家
ドン・ウィンズロウ
東江一紀
出版社
東京創元社
発売日
2005-07-28
ISBN
9784488288044
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ウォータースライドをのぼれ (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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ずっきん

【ドン・ウィンズロウ再読祭り開催中】初読時は、6年も待たせといてこれなのおー!?(絶叫付き)となったニール・ケアリーシリーズ4。前三作との乖離っぷりがすごい。コメディタッチというか、シットコム風というか、しかも成功しているとは言い難い。だがしかしである。いまとなっては存分に楽しめた。東江さんの翻訳は絶好調の極みだし、後のウィンズロウを知ってるわけだし、要するに、ニールやグレアム、レヴァインに会えれば嬉しいのだ。さて『砂漠』まで一気にいくか、『フランキー』にいくか、どうしよっかな♪ ああ、楽しい♪

2020/05/16

Panzer Leader

「第88回海外作品読書会」シリーズ4作目。ありゃ何かドードーマンダーみたいにコメディ化しちゃってる。こういう味も好きなんで良いんだけれど、ニール・シリーズに求めるのとはちょっと違った方向に。しかも女性3人衆に振り回され、お間抜けな脇役たちが目立ってしまってあまり印象に残らず。でも最終作も読んでけじめはつけないと。それにしても最新作と比べるととても同じ作家とは思えないドン・ウィンズロウは稀有なストーリー・テラーだなあ。

2017/06/14

ナミのママ

シリーズ4作目。簡単な仕事のはずが…という毎度のパターン。今回は私生活を巻き込んでの騒動となった。事件は大手メディアが絡んだセックス・スキャンダル。1作目のハードボイルド感とはかなりかけ離れた感じ。色々な思惑が絡み、ドタバタ感が否めない。前作までのハラハラが好みだったので、ちょっと失速。

2021/11/27

GaGa

シリーズ四作目にして作者のやる気が一気にダウンしたかのような作品。特に中盤はドタバタ喜劇(正直あまり成立していないが)のごとく進み、テンポは一見いいのだが、結局中身がなくだらだらとしており、状況はあまり変わらない。特に敵対する側に著しく馬鹿が多く、かなり萎える。三作目と続けて読まない方がよかったかも。

2012/05/11

Zann

★★★☆☆ニールケアリーシリーズ第四弾。今までのハードボイルド感が消え、ドタバタ喜劇っぽい今作(あくまで当蛙比、個人の感想で全ての方に当てはまるものではありません)。珍しく仕事の場もそれほど移動しないのだが、ニール(探偵)と探偵と探偵と加害者(?)と加害者嫁と被害者(?)とマフィアとマフィア子分と……………と、何つ巴なんだ?ってぐらい怒涛の登場人物に大苦戦。『え?これ誰なん?誰の何の目的の人なん?』って何度も戸惑ってしまった。シリーズの流れの中のこの話はとても面白かったが、一気読み必須。(106)

2021/11/09

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