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うまや怪談 (神田紅梅亭寄席物帳) (創元推理文庫)

うまや怪談 (神田紅梅亭寄席物帳) (創元推理文庫)

うまや怪談 (神田紅梅亭寄席物帳) (創元推理文庫)

作家
愛川晶
出版社
東京創元社
発売日
2012-10-30
ISBN
9784488410148
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うまや怪談 (神田紅梅亭寄席物帳) (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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五右衛門

読了。久しぶりにこの作家さんでした。しかもだいぶん空いてのシリーズ三作目でした。しかし直ぐに登場人物に馴染んであっという間に読み終わってしまいました。些細な謎解きですが、落語に関連させてあり、どの短編もキレイに落ちました。終盤では師匠が復帰することが無理やり決まり本当に次回作が楽しみです。積んでます。早速読みます。

2019/03/26

したっぱ店員

落語モチーフの話の中で一番お気に入りのこのシリーズ、今回馬春師匠が出番が無くてすねたり・・は微笑ましかったけど、ちょっと不穏な話も。でもしっかり楽しませてもらった。ひとつひとつのストーリーと落語の絡め方が毎回とても上手いなあと思う。次はいよいよ師匠の高座が?楽しみ♪

2013/05/07

Makoto Yamamoto

毎回楽しく読ませてもらっている神田紅梅亭寄席物帳シリーズの3作目。今回はこれまで難題を落語に絡ませて謎解きする馬春師匠の活躍の場がほとんど出てこない。 これにすねちゃう師匠が可愛い。寄席の世界には男女の仲も色々あるのが普通なのだが、これを盾に最終噺ではとんでもない楽しいことが一年後に起きることが確定。 馬春師匠の頑張りに期待。 今回も楽しませてもらった。

2020/08/06

onasu

解説にある通り、ミステリーと落語あれこれ、て色づけ、むしろ後者の方が濃いような。読む楽しみも、そちらに傾いてきた?  1編目はこれまでの延長線上、またも兄弟子の悪巧みにあった福の助が、いつも通り馬春師匠から謎めいたヒントを与えられ、頭を抱える。喋るだけで注目を集めるなんざ、千両役者だ。  何だけど、2作目では福の助、3作目では何と亮子が謎解きをしてしまい、話しが持ち込まれない師匠はおかんむり。出番少ないなあ、と思っていたら、最後に!  にしても、師匠、旧悪がばれるとはご愁傷様、そして、佳境の次作に期待。

2013/09/06

Norico

神田紅梅亭シリーズ。馬八さんの落語愛はすごいなぁ。生活のミステリに絡んで、聞いたことない噺が多く読めるし、解釈もあるのでなんかお得感がある。最後、馬春師匠が復活するのは嬉しいけど、黒い(この場合桃色?)部分が垣間見えてしまい、ちょっとショック。

2020/07/19

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