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いわゆる天使の文化祭 (創元推理文庫)

いわゆる天使の文化祭 (創元推理文庫)

いわゆる天使の文化祭 (創元推理文庫)

作家
似鳥鶏
出版社
東京創元社
発売日
2011-12-11
ISBN
9784488473051
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いわゆる天使の文化祭 (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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まりも

今回は学園祭という事でいつもよりも可愛い柳瀬さんが見れる回。二人の視点で物語が進んでいくせいで最初は微妙だったんですが物語後半になると成程と思わせる展開だったので良かったです。ページ使った割にはしょぼい気もしますが。短編と違って途中で読むのがしんどくなったのはマイナスでしょうか。伊神さんが卒業した後の学園で情報収集をする葉山君の成長や葉山君に抱き着かれて狼狽える柳瀬さんの可愛さに翠ちゃんの登場と嬉しい要素が多かったし満足。

2014/08/05

ヒロユキ

今作は葉山くんかっこよすぎだろー、男として探偵として成長著しい。違和感は感じていたんだけど見事にやられました。軸が複数ぶれているのには騙された。作者の仕掛けに騙されたのもよかったけど、それ以上に天使と迷子のささやかなストーリーがよかったです。あとこの人安定して「あとがき」が面白い。

2013/05/02

NADIA

不思議な天使の落書き事件。もともとの事件もユニークだが、ユーモラスな語り口で話が進むので終始愉快な気分を味わえた。謎の解答は・・・途中わずかに感じた違和感の正体はこれか!!これはちょっと当てられないな(^^;; 学校名がなじみのある地名だったのでおや?と思ったが、あとがきを読んでなるほど!! 本編も面白かったがあとがきはより以上に面白かった。このシリーズはまだ残っているから楽しみだ。

2017/07/29

くろり - しろくろりちよ

長編ならではのトリックを駆使した逸品。時系列、事件の舞台…騙されるのがとても楽しい。そして相変わらずタイトルが秀逸過ぎる…!「いわゆる天使」がどれだけ沢山の意味を含んでいたか。昔迷子を導いたお姉さん、天使と呼ばれるピンクのペンギン、文化祭を成功させようとする全員。伊神さんの頭脳はちょっと反則気味だけれども葉山君も頑張ったし、全員がこんなに素敵に動き回るとは。『KILROY WAS HERE』ぼくはここに居たよ。ぼくは今でもここで待っているよ。そのメッセージとともに、天使たちの文化祭は続いていくのだろう。

2012/09/16

nins

シリーズ第4弾。タイトルだけだとついシリーズものと失念。○○シリーズとかあればと。今回の事件は文化祭目前、ピンクの怪しいペンギンの絵。それは学校中あらゆる場所に出没。ただの悪戯なのか。今回は葉山くんパートと吹奏楽部の奏パートが交互に進む2重展開。第4弾らしく内容もひねってきました。ミステリ自体は他で似たケースもあるので、それほど珍しくはないものの、ただそれだけで終わらないプラスアルファの展開が面白い。事件以外でもおいしい内容盛りだくさん。P181の葉山くんの行動が最高。柳瀬さんの余り見られない表情も◎。

2012/02/10

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