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転校クラブ: 人魚のいた夏

転校クラブ: 人魚のいた夏

転校クラブ: 人魚のいた夏

作家
水生大海
出版社
原書房
発売日
2012-03-01
ISBN
9784562047727
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転校クラブ: 人魚のいた夏 / 感想・レビュー

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nyanco

カワイイ表紙とタイトルに騙されるなかれ!序盤、物語はYAの雰囲気で進行。転校ばかりで、自分の居場所が見いだせない子達のサイト「転校クラブ」でのチャットの様子も、イマドキでラノベのノリさえある。水生さんの作品にしては、随分とYAっぽいな…と思って読んでいたのですが、やっぱりそのままでは終わらなかった。理のキャラもなかなか良いし、人魚伝説に絡めた一族の話しも面白い。ただ、それが水生さんのウリだと解っていても、相変わらず後味が悪い。理が嬉々として謎解きをするシーンも中学生にしては名探偵過ぎたかも。続→

2012/05/22

ローリー

映画化もした『少女たちの羅針盤』の水生大海の新作です。読み始めは現在世間的にも注目を浴びている「いじめ」を扱ったものかとイヤな気分になったのですが、おそらく舞台としている遊園地の元ネタ・志摩スペイン村(パルケエスパーニャ)に何度か行った事があるので、とても想像しやすく途中から読むスピードも加速しました。ただ、表紙から受けるイメージとは非常に異なる結末は、正直そこまで人間の暗黒面を強調しなくてもいいのではないかと思うくらい後味が悪いものでした。それに、そこまでうまく人を操れるかと思うと、疑問も残りました。

2012/08/09

あー

面白かった。が、最後なんなん!?

2024/02/21

表紙が素敵だったので読んでみた。エピローグの前までは少々嫌な描写がありつつも、楽しく読めたが、エピローグで世界が逆転。ぞっとした。全てが計算だったかもしれないなんて。特に最後の一行がなんだか怖い。

2012/08/31

ベルガモット

転校の多い主人公の理の、前向きで真っ直ぐなところは好感が持てました。一筋縄ではいかない展開だろうなと予想はしていましたが、途中からかなりダークな雰囲気に。転校クラブの存在はなるほど、とうなづきましたが、人魚伝説は、いまいち生かされていないような気もしました。

2012/05/13

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