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戦国の女たち 司馬遼太郎・傑作短篇選 (PHP文芸文庫)

戦国の女たち 司馬遼太郎・傑作短篇選 (PHP文芸文庫)

戦国の女たち 司馬遼太郎・傑作短篇選 (PHP文芸文庫)

作家
司馬遼太郎
出版社
PHP研究所
発売日
2006-03-01
ISBN
9784569665917
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戦国の女たち 司馬遼太郎・傑作短篇選 (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー

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優希

戦国時代から近代に至るまで、「男」の物語を描いてきた著者による「女」が主人公の短編集です。戦国時代の流れに身を任せつつも強かに生きた女性たちは戦乱の世に花を咲かせていったのでしょう。男たちが主役の時代に常に隣にいたのは女たち。色々な境遇にありながらもそれぞれの生き方を貫いた姿が格好良いです。戦国の女たちの声が聞こえるようでした。面白かったです。

2015/12/21

レアル

なるほどこういう出版の仕方があるのね。こちら戦国時代を生きる女性の短編集。「どこかで読んだ事あるなぁ」なんて思いながら読んでいたら既読のものがほとんど。次また「未読本」と間違えて手に取らないための読了登録。

2017/04/20

AICHAN

短編集。短編集。「女は遊べ物語」「北ノ政所」「侍大将の胸毛」「胡桃に酒」「一夜官女」「駿河御前」を収録。他の短編集で読んだものばかりだった。でも、どれも久しぶりに読んだので新鮮だった。「女は遊べ物語」「侍大将の胸毛」「一夜官女」では司馬さんの女性観が垣間見えて興味深い。「駿河御前」は秀吉の異父妹の旭の物語。この女性ほど運命に翻弄された哀しい人はいないのではないか。

2024/03/11

かおりんご

短編小説。お正月に購入した本を、やっと読めました。戦国時代の女たちの生き様が、大変興味深かったです。特に、細川ガラシャと呼ばれた「たま」と忠興の関係がすごかったです。本当なのかどうかは定かではないですが、あそこまで妻へ執着する気持ちが恐ろしい。今なら、「たま」は軟禁されDVを受けている妻といったところ。この本の内容からは外れますが、先日読んだ教育書に、「歴史の教科書に登場する人物は90%以上男性だから、男性史観になりがち云々」と言ったことが書かれていて、こういう女性に焦点をあてた歴史もいいなと思いました。

2020/05/20

金吾

○ダブっている作品が多いですが面白かったです。女は遊べ物語と胡桃に酒は特に面白かったです。男目線からの女の人たちの話かなと感じました。

2020/04/20

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