山本博文教授の江戸学講座 (PHP文庫 や 37-1)
山本博文教授の江戸学講座 (PHP文庫 や 37-1) / 感想・レビュー
かんちゃん
♫はっなっのぉ おぉ〜えどはっ はっぴゃくやっちょお〜おお、だれがよんだかっ だれがよんだかぁ ぜにがた〜へいじぃいい〜♫
2016/08/12
さきん
「大奥女中は女子アナのような憧れの職業だった」「武士たちはポストを得るため、有力者に夜討ち朝駆けの涙ぐましい働きかけをしていた」「旗本は事件を起こしても御咎めなしだった」「火事に対する対策が地震被害を大きくした」など、意外な事実が次々に明らかになる。大奥の秘められた実態、武士たちの就職・出世競争から、町の治安維持、災害に対する幕府の政策、盛んになった旅や海外貿易の実情まで、目からウロコの話ばかり。ドラマと実態の違いや現代との共通点が見えてくる。
2015/07/20
広田順
武士や奥女中の就職戦争が面白く語られていると思いました。いつの時代も人々の努力していたことがわかります。地震の被害について、死者数や倒壊した家の数など詳しく記録されているのには驚きました。
2013/08/28
hitomi
今まで本で得た江戸の事より深く掘り下げた深いなー面白いなっていうのが感想。出島や唐人屋敷に出入りできた人たちが 特にお気に入り。
2015/11/26
じょんたん
タイトル通りの本。山本教授に、逢坂剛さんと宮部みゆきさんが江戸について質問し、教授が答えた事を一冊の本にまとめたもの。 大奥勤めから、お家問題・大名行列、江戸の治安、庶民の旅の話まで、へぇ~と思わず口にしてしまうような知らなかったことがたくさん書かれています。 中でも、地元「水戸藩」の思想家藤田東湖が、地震による家事で母親を助けて、自身は亡くなったという話が残っていますが、あれは単なる美談であとで作られた話だと、この本で知り、安心しました。
2015/01/09
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