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[新装版]本田宗一郎との100時間

[新装版]本田宗一郎との100時間

[新装版]本田宗一郎との100時間

作家
城山三郎
出版社
PHP研究所
発売日
2009-12-22
ISBN
9784569775920
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[新装版]本田宗一郎との100時間 / 感想・レビュー

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読書国の仮住まい

ボリューム 前半は四日間の密着、後半は本田宗一郎の人生を総括 世界観 和光市荒川堤防に一機のヘリが降り立つ。 著者は本田に地域のうんちくを聞かされる。 新社長就任パーティーにも、役員会議にも顔を出さない。 周囲が自分に配慮してしまうことを嫌ってだ。 あちこちに工場を作るのはその土地の人間がそこで働くのが一番良いと思うゆえ。 補足事項 トラブルとは小さなものの積み重ねで起きる。 生まれ変わったらもう一度同じ人生を歩くかと聞かれたら、やりたかないと。 二度と同じことはやりたくないから。 燃えるだけ燃えた男。

2022/02/19

YT

引退後の本田宗一郎への取材を基に書かれた本。伝記の部分も引退後の取材の部分も面白い。ひたすらに技術を追い求める姿に感銘を受ける。本田宗一郎の本は他にも多々あるんだろうけど、城山三郎が書いたことで面白く纏まってる。

2015/03/31

オカヤン

城山三郎が、本田宗一郎を取材した本。九州や東北に部品工場を建てるの非効率ではとの指摘に、「人が地元で働けるということが地域にはいいんです。物を動かせばいい」と。かっこいい。

2014/07/27

トド

人間は依怙贔屓するけど、時は依怙贔屓しません。(pg53) 悪いところを素早く見つけて、ぱっと取り替えることができるということは、工場の指揮系統やあらゆる面での管理がよほどスッキリしていないとできるものではない。(pg.195) 色々な矛盾が重なり合って、ニッチもサッチもいかなくなる。旧日本軍のように、退却を転進などと言って繕ってはならない。退却は退却として、潔く退却することだ。(pg.197)

2012/04/08

じゅんじい

城山三郎が本田さんとヘリで、鈴鹿サーキットへホンダ創立35周年のイベントに行った時のことが、冒頭出てくる。偉人伝のオンパレードみたいな「本田本」と一味もふた味もちがう、妙に明るくてさびしい本田像に親しみを感じてしまいます。

2016/04/22

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