KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

風待心中

風待心中

風待心中

作家
山口恵以子
出版社
PHP研究所
発売日
2016-02-22
ISBN
9784569827810
amazonで購入する

風待心中 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ゆみねこ

山口さんの江戸ものは初めて。幼い頃から利発で、町人の出ながら医者になった真吉。母親思いで眉目秀麗、女の心を捉えてやまない自慢の息子。順調に出世の階段を上り、前途洋々かとおもったら・・・。母の愛情が切なかったです。面白かった。

2017/01/14

ぷっくん

いやぁ面白かった!!!ほんと一気読みでした!時代劇にしては読みやすいしラストの結末に驚ける^ ^なかなかダークなヤバい話ではないか?これが現代物だったとしてもイケると思います☆息子を思う母の気持ち、愛する男の為に女達が思う気持ち、頷けます☆知らない方、是非読んでいただきたい^_^オススメ!

2017/01/28

らむちん

読友さんオススメ本。初読み作家さん。苦手な時代物なのに読みやすかった。長屋暮らしのおせいの息子、真吉は稀に見る秀才で美しく成長した。気持ちも優しく医者の卵として将来有望。終盤、少しずつ感じた違和感が明らかに・・・潔い母の気持ちが哀しい。

2017/02/17

taiko

江戸の町、おせいのひとり息子真吉は優秀なだけでなく、眉目秀麗、誰にも優しく、自慢の息子だった。…時代物。タイトルから、誰と誰がを想像しながら読みました。途中いきなり彼が変貌したように見えた口づけのシーン、思わず、やっぱりとうなづいてましました。いつの世にも起こる酷い事件。今なら、DNA鑑定ですぐに犯人は分かりそうですが、この時代それは岡っ引きの勘だのみだったのかも。自慢の大切な息子の告白、母の気持ちを思うとやるせないです。このような結果にしかなり得なかったのか、母の愛は深いと思わずにはいられませんでした。

2017/01/12

アーちゃん

図書館本。山口さんの時代物はお初でしたが、ほぼ一気読みでした。読み終わって初めてタイトルの意味がわかります。ネタばれしたくないので詳しくは書きませんが、なぜか木原敏江さんの「夢の碑」中の「鵺」を思い出しました。キツい表現や描写もありますが、江戸ミステリーとしては良作だと思います。

2017/02/02

感想・レビューをもっと見る