読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

雨の日は、一回休み

雨の日は、一回休み

雨の日は、一回休み

作家
坂井希久子
出版社
PHP研究所
発売日
2021-06-11
ISBN
9784569849454
amazonで購入する Kindle版を購入する

雨の日は、一回休み / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

いつでも母さん

面白く読んだ。面白いと言っては「おじさん」に悪いけど(笑)時代を感じる「おじさん」図鑑連作短編5話。あなたの側にもきっといるような。我が身を思うところのある方もいる?お気に入りは2話目の『時雨曇』我が夫はどんな定年後になるのだろう(汗)「おじさん」のことばかり笑っていられない、私はどっぷり「おばさん」なのでした。これから「おじさん」を迎える若い方も必読かも。

2021/07/08

おしゃべりメガネ

久しぶりに読んだ坂井さん作品で、ありとあらゆるちょっと困った'オヤジ'が出てくる連作集です。セクハラ疑惑をかけられた中間管理職が部下との接し方に日々悩む姿は、決して他人事ではないなと。優秀な女性の後輩に出世で負けた男の生き甲斐とは何か。浮気が原因で離婚した男が十年ぶりに娘に再会し、そこで改めて気づいたコトとは。四十代派遣社員が自らまいた種で巻き起こす騒動によりかなりの危機に。定年後。世直しを生き甲斐に日々過ごすも満たされないキモチに気がつき、とった行動とは。結局'オヤジ'はそうそう変われないんですよね。

2021/07/14

のぶ

まさに「おじさんはつらいよ」を表わしていた。そして我が身にも積まされる部分もあった。それぞれの話のタイトルに雨にまつわる5つの短編集。かつてバブルの時代には企業戦士として、第一線で活躍していたサラリーマンも、時代を経て社会の片隅に追いやられてしまう。そんな境遇を受け入れつつも、気はまだ若く、他人の世話にはなっていない年代の物語。昔取った杵柄やプライドもあり、頑張ってはみるものの会社での板挟み、女性問題、家族の冷たい目に晒されて生きざるを得ない。コミカルだが、でも誰にも訪れる時代。笑わずに受け入れよう。

2021/06/26

みかん🍊

昭和臭漂うおじさんたちの5話、セクハラ、パワハラと言われても何がダメなのか分からない、俺が若かった頃はと受入れられない、こんなに頑張ってがむしゃらに働いてきたのに、定年が近づきどこで間違ったのか悲哀漂いながらも変われない、それでも最後には少しずつ気づきがあり、一回休んで少しは良い方へ変わっていけるのか、イライラしつつも面白かった。

2021/06/29

よつば

「スコール」「時雨雲」「涙雨」「天気雨」「翠雨」5話収録の連作短編集。ったく、おじさんって人種はどうしようもないなと呆れたり怒れたり溜め息がエンドレス。昔と比べセクハラ・パワハラに厳しいご時世だとは思うけど、その発言、その行動、ああ、自覚がなさ過ぎる。家族の為に来る日も来る日も必死に働いて、辛い思いをし、嫌な経験を山と積んで来たとは思うけど、だからって何でも許されると思ったら大間違い。おじさん、あるあるが一杯。情けなくてコミカルでマジどうしようもないなと思うけど、ちょっぴり悲哀を感じるリアルおじさん図鑑。

2021/06/28

感想・レビューをもっと見る