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【Amazon.co.jp限定】名作映画で読み解く世界史(特典:特別原稿「ショーシャンクの空に」 データ配信)

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作家
本村凌二
出版社
PHP研究所
発売日
2023-12-13
ISBN
9784569855400
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【Amazon.co.jp限定】名作映画で読み解く世界史(特典:特別原稿「ショーシャンクの空に」 データ配信) / 感想・レビュー

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trazom

映画に対して知識も関心も全くない私だが、本村先生の本だからと手にする。こりゃ面白い。「ベンハー」「天井桟敷の人々」「風と共に去りぬ」「カサブランカ」等21本が紹介されるが、名作映画がこんなに深く社会的背景を投影しているのかと感動するとともに、それを見事に読み取ることのできる先生の慧眼に畏れ入る。いつも本村先生の世界史は生き生きとしていて胸躍るが、映画を題材にして一層輝きを増している。「作り手が作品を通じて伝えたいものを虚実織り交ぜて表現できるのが映画の醍醐味」として映画を愛する歴史学者の心の広さにも感激。

2024/01/26

ふみあき

本書で紹介されている名画21作品のうち、私が観てるのは約半分。「アマデウス」が「神の愛」の謂だというのは初めて知った。やはりモーツァルトのミドルネームだと勘違いしていた。『七人の侍』とヴィスコンティの『山猫』は録画してあるので、いつか鑑賞したい。『ライフ・イズ・ビューティフル』の章での著者の言葉、「人はどんなに過酷な環境の中でも、どんなに悲しい状況であっても、生きるということに関しては、絶望ではなく希望を見出さなければならないし、少なくとも親は子供に対してそうしなくてはいけない」は、本書で一番胸に迫った。

2024/02/06

yyrn

名作といわれる映画の名作たる所以は、筋を追いかけるだけでも面白かったり、感動的であったりすることに加えて、その時代背景にまで思い至ると監督や原作の意図が分かり、さらに感動が深まる、ということか。製作された時代を端的に表したり、時代を先取りするような映画が名作と言われる場合もあるだろうが、つまりは様々な蘊蓄を語ることのできる映画が名作ということではないかと思うが、本書では取り上げられなかった「サウンド・オブ・ミュージック」や「ゴットファーザー」「タイタニック」「ひまわり」でも歴史は十分語られるのではないか⇒

2024/02/25

ta_chanko

実際に観た映画は『グラディエーター』と『レッドクリフ』のみ。観ていなくても、時代背景の部分を読むだけで世界史の勉強になる。また本書を読むことで、実際に他の名作映画を観たくなる。時代背景を知っていれば、より深く名作映画を楽しめるだろう。

2024/02/16

ソニックゆうすけ

ほぼ、映画の中でも古典と言われているような作品を取り上げている。見たものの記憶が薄れているものも多く、また鑑賞したい作品ばかりだった。ベン・ハー、スティングとか。ただ、世界史を俯瞰して見れるような本ではなく、あくまで作品ごとのピンポイント。読メを見ると類似本も多いようなので色々な視点が気になります。

2024/04/30

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