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つながらない覚悟 (PHP新書)

つながらない覚悟 (PHP新書)

つながらない覚悟 (PHP新書)

作家
岸見一郎
出版社
PHP研究所
発売日
2023-12-16
ISBN
9784569856216
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つながらない覚悟 (PHP新書) / 感想・レビュー

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だんぼ

座る位置さえ気にしてしまう利害関係の海にいる私、なのに「つながらない覚悟」、それはそのとおりなのだけれど、もっと優しい言葉が欲しい、学校も、仕事もすべて終わって、人間関係の恐怖から解かれて、そのとき、そのときは「つながらない覚悟」、間違い無く「つながらない覚悟」、そんな日を待ちたい

2024/03/15

Roko

自分の考えが、実は誰かのコピーであるということを自覚するだけでも、考え方は大きく変わります。自分は知らないうちにこんなに洗脳されていたのかということがわかって来ると、モノを考える大前提が変わってきます。「人間関係を大事にしよう」という考えだって、それがエスカレートすると、依存とか支配とかという関係が生まれます。「つながり」のために自分がないがしろにされてしまっているとしたら、それはやめた方がいいのです。#つながらない覚悟 #NetGalleyJP

2023/12/16

みこ

親と子、上司と部下間に起こり得る従属関係の危険性から人が人として生きることの重要性について説く。前半を読む限りでは子供や新入社員など判断力や思考力が至らない人間を親なり先輩なりが導くことはある程度の必要性があるだろうと著者の意見を完全には受け入れられずに読んでいたが、後半部の必要な時に必要な手助けをすることの健全さに話が至り納得はできた。「人は必要だから愛するのではありません。愛するから必要なのです」直近で観たアニメ映画のセリフより。

2024/02/19

まゆまゆ

人と人とは本来つながっている。どんなつながりも自動的には成立せず、何らかの働きかけが必要だが、支配や強制による偽りのつながりに自ら気づき、自ら断ち切る覚悟を持つことの大切さを説く内容。一人一人が自立した考えを持ったうえでつながることを目指すが、見えない匿名の権威による強制には十分気をつけて。

2024/03/19

Gokkey

著者のベストセラーに準えるならば、本書は「孤独になる勇気」といったところか。この孤独という言葉をどう捉えるかが難しい。共同体感覚という社会人として人の繋がりのなかを生きる存在を自覚する。その上で著者の言うニセの繋がり(他者に依存し、他者を支配する関係)を絶ちきること、これが孤独である。私が私らしく居られる場所で他者を幸せに出来る対人関係の中で生きよ。仕事も幸福になるための手段であって、仕事を目的として生きるのではない。抽象的になりがちな内容だが、著者の闘病経験や会社組織を例に旨く伝えている。

2023/12/28

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