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終わりまであとどれくらいだろう (双葉文庫 さ 29-1)

終わりまであとどれくらいだろう (双葉文庫 さ 29-1)

終わりまであとどれくらいだろう (双葉文庫 さ 29-1)

作家
桜井鈴茂
出版社
双葉社
発売日
2008-03-13
ISBN
9784575511888
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終わりまであとどれくらいだろう (双葉文庫 さ 29-1) / 感想・レビュー

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南雲吾朗

何かしら心に問題を抱えている6人の男女の日常を書いている作品。2008年に初読した時は、考えの甘い屑ばかりの日常を綴ったモノだと思った。その時は全く何も入ってこなかった。しかし、今回何故だかふと手に取って再読した。再読してみて印象が変わった。各々に悩みや不安を抱えながら、そこから抜け出そうと足掻いている状態が感じ取れた。 「世界は美しいだの人生は素晴らしいだのと言い切ってしまえるのはいつだって得をしている側の人間だ。この人生は素晴らしくなんかなく、延々と続く罰ゲームみたいなものだと言う事を。」

2018/08/23

ロイヤルミルクティ

申し訳ないくらいに合わなかった。途中から斜め読み。余白が狭いのも目に圧迫感だったなぁ。相性の問題。

2013/03/14

k&j

劇中にも名前が出てくるけど映画「マグノリア」を連想させる、やるせない日常を過ごす6人の男女の群像劇。それぞれのストーリーは時々微妙に絡み合ったりもするけど、基本的には孤独で共有できない人生が続いていく。映像と違って面白い点は、もしかして同じ人かな?と思えるような人物が何度か出てきたりするけどはっきりとした正解は示されないこと。やたら文字が詰まってて文体も独特なので好き嫌いはありそうだけど、自分はかなり好きな作品でした。この作者の本は、とりあえず文庫になってるものは全部読んだけどもっと読んでみたい。

2019/01/27

002

タイトルが好きで気になってた本。けど、読みにくっ!!改行少ないし、この変な改行の仕方なんなんやろ?!会話すごい続くし‥6人の問題抱えた人達が代わる代わる出てきて、誰が誰か最後までわかりにくかったなー。けど、最後同じバーに全員集合して、元々知り合いだったり、そこで知り合ったりするのは、面白い展開だと思った。けど、なんの解決もしてなくて、なんの話を読んだのか、よくわからないまま終わった‥

2015/05/20

ふじっこおまめ

半年前に購入のサイン本。鈴茂さんの文体が好きだ。句読点なくてもダラダラしてない疾走感あふれる文体。ストーリーは、あとがきにもあったけど終わりまで行きつかないなりにもがいてる?それを知られることもなく、知られそうでも結局知り得ない6人の話。

2014/05/11

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