できそこないの世界でおれたちは (双葉文庫)
できそこないの世界でおれたちは (双葉文庫) / 感想・レビュー
shouyi.
生きたいように生きることの難しさを青春を終えた中年に差しかかった男の目線から語る物語。登場する人物たちがとても魅力的。主人公は単価の低いフリーのライターなので将来が見えない。とてもおもしろい小説であった。
2021/12/26
JUN
なんと、続編だった!笑 「アレルヤ」読まなきゃ!
2021/05/24
ぼび
0/5
2023/09/13
kintel
こういういつまでもモラトリアムしてしまう人が東京にはけっこう居るよなぁと思う。 そして自分にもそうなる要素が多分にあるから共感しながらも辟易しながら読んだ。 文体も内省的でだらだらしてる点がリアリズムあって好きだけどくどいから何度もやめたりしながら。 デジタル化が急速に発達した現代だけど人間同士のアナログ性の回帰、というか再確認。 人生で初めてある種の到達点に達したシロウの今後が気になる。だって本当の正念場はこの物語のあとにあるはずだから。
2023/08/03
ponnnakano
読み始めてすぐに、アレルヤ の続編じゃん!と驚き喜ぶ。これだよこれ、こういうのが読みたかったんだよ、でもアレルヤ のディテールはかなり忘れちゃってるな、とかドラムが飲むのがバスペールエールじゃないのかよ、とかストーンローゼズが登場しないのは時代の流れか、とかそりゃそうだ登場人物たちは皆四捨五入すれば50歳ってんだからなどと思いながら読む。久美ちゃんとの再会シーンは、笑いながらも感動するという離れ技で最高です。あとファンでありながら「アレルヤ」を「ハレルヤ」と間違えて覚えていたことをここでお詫びします。
2021/12/09
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