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時穴みみか (双葉文庫 ふ 22-04)

時穴みみか (双葉文庫 ふ 22-04)

時穴みみか (双葉文庫 ふ 22-04)

作家
藤野千夜
出版社
双葉社
発売日
2024-03-13
ISBN
9784575527346
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時穴みみか (双葉文庫 ふ 22-04) / 感想・レビュー

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ゆきらぱ

文庫本の帯に町田康さんが慟哭したと、角田光代さんが嗚咽したと書かれていてこの2人が泣くとは?と思ってびっくりして買って読んでみた。読書メーターの昭和組の皆さんはお読みになるとなんとも言えない気持ちが込み上げてくると思います🎈本当に涙溢るる読書体験でした。色々出てくる昭和49年の小道具、何が胸に刺さりますか?解説の田中兆子さんは「プレハブ教室」「ワリチョー」私は「美季とアップルパイ」🎈小岩井家の人々の優しさも昭和感満載。不適切にもほどがあるより舞台はもう少し前ですね。装丁も絵も可愛い🎈

2024/03/24

まる子

小学生の大森美々加は学校帰りにちょいと寄り道。ある日、猫を見つけてついて行ったら…。見慣れない場所、パジャマを着ている自分。蓋を開けたらトイレはまさかのくさ〜いボットン!昭和49年(1974年)だったー。一度目はほんのわずかな時間。2回目は8月から1月まで。赤チン、黒板上のスピーカー、先割れスプーンにちょうちん袖のブラウスと、ザ・昭和。小岩井家の「さら」として謎に生活し、ある日さらは…。半年の昭和生活から平成に戻ってきた彼女は小岩井家へ。みんなそれなりの年になっていたけれどいた。児童書のような話しだった。

2024/04/08

バジルの葉っぱ

子どものころ普通に見たものがたくさん散りばめられていた。昭和時代の日常をすごす中で特段大きな事件は発生しないけど、読みすすむにつれ、どうやって平成に帰るんだろう…とそればかりが気になってしまいました。 若い人たちの昭和ブームでこういった小説が書かれたのでしょうけれど、でも昭和、そんなにいいかなぁ…笑

2024/04/19

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