迷い犬 迷い人 大江戸いきもの双紙 (双葉文庫)
ジャンル
迷い犬 迷い人 大江戸いきもの双紙 (双葉文庫) / 感想・レビュー
ぶんこ
犬猫などの動物になつかれる特技?をかわれて、今で言うペット探偵になったのは、身分違いのお針子と結婚するために旗本の家から廃嫡になった貫太郎。妻のお針の稼ぎで主夫をしている。この妻の尾張弁の啖呵がかっこいい。唖然とする貫太郎の母。どうしたものかと逃げる貫太郎。汚い野良犬だった六郎太が、犯人探しに活躍したりと、脇役が面白い。あの田沼意次の若かりし頃が出てくるのも面白い。
2016/09/21
はる
生き物好きの浪人貫太郎。ひょんなことから隠密同心に頼られて、動物をめぐる事件を追うことに。ユーモア溢れる展開ながら結末は少し切なさも。登場人物たちがなかなかユニークで面白かったです。特に奥さんの強烈な尾張訛りがいいですね。飼い犬の六郎太もいい味出していて可愛い。シリーズ化するようなので次巻も読んでみたいです。
2016/08/29
コージー
初めての作家さんでしたが、言い回し、表現が秀逸。貫太郎の心情もわかりやすい。妻の千帆と姑のやりとりも面白い。本筋の話も面白いので、当然次作品もよみま~す。
2014/08/23
ちょん
生き物の話はどの時代でも好きだなぁ、これもシリーズになってほしいです(๑^^๑) あと、食べ物の描写が細かくて素敵でしたo(>_<)o
2016/03/27
カバン
妻と結婚するために旗本を廃嫡となった主人公の貫太郎。ひょんなことから生き物を探す仕事を始めたのですが、貫太郎の優しさなどを感じられて面白いです。主人公はパッとしませんが、奥さんの尾張訛りがキラッと光っています。
2015/01/26
感想・レビューをもっと見る