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宵坂つくもの怪談帖 (二見ホラー×ミステリ文庫)

宵坂つくもの怪談帖 (二見ホラー×ミステリ文庫)

宵坂つくもの怪談帖 (二見ホラー×ミステリ文庫)

作家
川奈まり子
鈴木次郎
出版社
二見書房
発売日
2021-08-23
ISBN
9784576211305
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宵坂つくもの怪談帖 (二見ホラー×ミステリ文庫) / 感想・レビュー

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ゆのん

変人怪談作家が出会ったのは、自殺未遂の末に記憶喪失に陥った青年だった。呪いや未練や、殺した者、殺された者などなど怖いかと思えばユニークで可愛らしく、変わった登場人物達に癒される。ホラー小説が苦手な人でも楽しく読める作品。

2021/09/10

あたびー

#日本怪奇幻想読者クラブ タイトルはこうですが、話者は白(つくも)に救われた記憶喪失の青年叶井。自殺未遂のせいで視える人になった叶井は離青山の一戸建てに住む滅法変わり者の怪談作家白に雇われて、霊との通訳件食事係になる。4つの事件は皆彼らの周辺で起きた出来事で、あまり恐ろしくはありません。(川奈先生ゴメンナサイ😅)しかし白の甥っ子が絡む「蠱毒」は中でも陰惨なイジメと対する恨みが恐ろしい結果になり、哀しかったですね。同居するイナリと座敷わらし的留吉も可愛くて、シリーズになるのかな?

2021/08/31

Yu。

‥ひょんなことから、実話怪談作家と亡き者達が視えてしまう記憶を無くした謎の青年とが出逢う事から始まる恐くも心温まる四篇の怪談貼。。キャラ立ちは勿論、怖さと優しさのさじ加減がとてもいいです‥ 次作も愉しみ。。個人的に、留吉が可愛いでやんす。。💕

2023/10/08

qoop

骨子は不安感を煽るホラー小説だが、ラノベ風の味付けが色濃く加えられている。著者の実話怪談を読むと怪異の背景に物語を希求する傾向が強いと感じられるが、ラノベ的に神仏や幽霊を対話可能な相手とするファンタジックな設定は著者にとって構造上の要請なのかも知れない。実話要素を落とし込む上でも当事者が謎解きしてくれるのであれば展開が早いし、多様な怪異を無理なく連作スタイルで読ませる上でも便利だろうし。ある意味で、ゴリゴリのホラーとライトなスタイルの共存は必然なのかも知れない。

2021/08/30

スプリント

登場人物がユニークでホラー風味を緩和してくれる。

2023/12/26

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