ファーブル植物記 新装版
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ファーブル植物記 新装版 / 感想・レビュー
赤い熊熊
ファーブルといえば『昆虫記』。幼き頃に読んだことがあるあの本。この本は邦訳『植物記』植物の器官についてのお話で、子供向けに書かれているからだろうか、植物のやり方に関連付けて道徳が語られています。ダーウィンと同時代の人ながら、進化には興味がなかったようで、そんなところとか、ほかにもしばしば現代の目で見ると怪しい記述もあるけれど、この本で勉強できたことも多かったです。葉の形の話で、シダの一枚の葉の定義に納得し、芽の話ではそれがヒドラの無性生殖と原理的に変わらないことにも納得。
2017/06/24
takao
ふむ
2022/03/25
Sakana
これはすごくいい! 読みやすくわかりやすい。 説明も具体的で、さすがファーブルさんです。という感じ、昆虫記の方は読んだことがないので手を出してみようかと思いました。 あと、この表紙の包装されてるやつをとった生の本の表紙が最高にイイ! この表紙をなでるたびに、恍惚としてしまいます。
2012/04/10
kirdin
元々子供に向けた語りだからか、ファーブルは自分の価値観を隠さない。理性的と見える植物の性質を誉めそやし、自分勝手と見える性質を批判する。引き合いに人間を出してきてこれをまたこきおろし、あるいは賛美する。そうして、軽やかにユーモラスに、植物を描いていく。こういう本を、子供の頃に読むといいと思う。
2011/01/20
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