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源氏物語愛の渇き (ワニの選書)

源氏物語愛の渇き (ワニの選書)

源氏物語愛の渇き (ワニの選書)

作家
大塚ひかり
出版社
ベストセラーズ
発売日
1994-01-01
ISBN
9784584191064
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源氏物語愛の渇き (ワニの選書) / 感想・レビュー

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Gen Kato

大塚ひかり氏の源氏エッセイは他にも読んでいるが、この作がいちばん「濃い」のではなかろうか。人物への読みが深く鋭く、説得力がある。宇治十帖の解釈にはうなった。

2019/05/11

よみ

流行りの漫画の話をするみたいに源氏物語について語れる友達がいればいいのにと昔から思っているのですが、そういう人のために書かれた本だと思います。読んでいる間、お喋りしているみたいですごく楽しかったです。

2016/07/11

penguin

図書館。『本の本』経由。丹念に読み解いておられるからこその説得力があり、源氏に出てくる女君の見方が変る一冊でした。源氏目線でも女君目線でもなく、母子関係や社会の変化から読み解いてるので非常に面白く、眼から鱗な部分が多々あります。こういう源氏論は読み応えがあって好きです。

2012/01/17

あおい

図書館本。登場する女性一人ひとりをフォーカスし、式部がものがたりを描いたその意図に思いを馳せる、贅沢な一冊。これ以降だんだんとエロい方へハナシが向いていく著書が多いが、世相や母系社会と父系社会の変遷と宗教観等真面目な考察に暫し考えさせられる。平安と平成が似ているって説を一貫してどの本でも言われているけど、昭和だって十分似てると思うけどね、昔から連綿と続くオトコとオンナのラブゲームなんだからさ。10.22即位の礼で十二単衣をTVで堪能したところなので、これを読みながらの感慨もひとしお。

2019/10/27

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