KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

五龍世界(WOOLONG WORLD)―霧廟に臥す龍

五龍世界(WOOLONG WORLD)―霧廟に臥す龍

五龍世界(WOOLONG WORLD)―霧廟に臥す龍

作家
壁井ユカコ
出版社
ポプラ社
発売日
2010-06-04
ISBN
9784591118054
amazonで購入する

五龍世界(WOOLONG WORLD)―霧廟に臥す龍 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

エンブレムT

「家事が出来ない呪いをかけられちゃったよー!」ってな感じに、ページをめくる手が止まりませんでした。主人公の育ての親的なヤサグレ系おっさん道士を、うっかり自分の好みド真ん中なルックスで思い浮かべて読んでしまったもんだから、もうね!面白いんだけど切なくて、ホロ苦くも続きが気になって仕方がない物語と化してしまいました。舞台は魑魅魍魎が跋扈する中国。仙道呪術に龍人に、憑き物化物なんでも御座れなファンタジーです。明るく凛々しく金儲けに走る主人公・ユギを筆頭に、登場人物が皆魅力的なキャラ読み万歳な物語でもありました♪

2013/11/02

nyanco

ラノベもファンタジーも苦手…と思っていましたが、これは大当たり!親に捨てられたが前向きに生きる少女の冒険成長もの…なんてありきたりでいけすかない…と思っていたのにユギが魅力的で一気に引き込まれる。ユギ以外のどのキャラも魅力的過ぎ!!どのキャラにも背負った秘密があって凄い!左慈の正体、イルラックが背負っている過去、ルーインの過去と今後…。碧耀の活躍が少なかったし、ユギを巡る左慈、イルラック、ルーインという男性陣の絡みもまだまだ読みたい!!これは何としても続巻を!!

2010/07/15

キキハル

親に捨てられ、慈悲深い道士様?に拾われたユギは、たくましく活発な女の子に育っていく。師匠と佐慈に見守られ、修行と仕事の毎日。時には花街の碧耀に会っておしゃべりし、貧しい廟のため金儲けの算段もする。ある日、蟲を宿した異国の牧師イルラックから、龍人の子ルーインを助ける。それは平穏な暮らしが変化する前触れだった。ラノベ風な娯楽小説。ぽんぽんと飛び出すユギの口調や真呪い、悪鬼など、これはアニメに向いているかもしれない。これからの変化も楽しみで目が離せない。媚びずに真直ぐに歩いていくだろうユギを応援したい。

2010/11/27

アズマ

バリバリのファンタジーなので今まで避けてきましたが読んでみたら入り込めて面白かったですキャラがそれぞれハッキリしていました。ユギの性格が好きです。これからどうなってくのかが楽しみです。

2018/12/24

しょこら★

おさげ髪でやんちゃなユギ(主人公)の、中華的ファンタジー。伝説的な大陸、方術、錬丹術。服装や建物、街の雰囲気…中国に対する思い込み通りのお話で、おもしろかった。葛藤あり、恋愛(?)あり、社会的問題などなどなど…結構盛り沢山で、だから少し消化不良っぽくもあるけど、『めでたしめでたし』でなく、ユギの人生は続く―希望も挫折も味わって元気いっぱい、真っ直ぐ自分の道を進んでいく、そんなこれからを想像するのも楽しいかも。

2011/07/11

感想・レビューをもっと見る