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(P[む]1-4)カフェかもめ亭 (ポプラ文庫ピュアフル)

(P[む]1-4)カフェかもめ亭 (ポプラ文庫ピュアフル)

(P[む]1-4)カフェかもめ亭 (ポプラ文庫ピュアフル)

作家
村山早紀
出版社
ポプラ社
発売日
2011-01-05
ISBN
9784591122365
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(P[む]1-4)カフェかもめ亭 (ポプラ文庫ピュアフル) / 感想・レビュー

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優愛

季節の花が飾られた入口を抜ければ流れる優しいセピア色のお話達。それを一度耳にしたいと言うならば海の香る風早の街「カフェかもめ亭」にご来店下さい。世界中の人々の命と同数の葉をつけ、薄紫色の花を一面に咲かせる地球樹には私やあなたの運命が書かれているそう。"知りたいですか?"その葉がひらり、落ちる時教えてほしい。世界中に溢れる綺麗なものを幾多も留め終えた時そっと。立ち込める紅茶の香り、店内を彩る花々、誰の心にも添えるような癒しの音楽、そしてお客様の語る不思議なお話。ふいにこのカフェを求めて旅がしたくなります。

2015/02/08

SJW

とても癒される大人の童話❗「コンビニたそがれ堂」のある風早の街にあるカフェかもめ亭に訪れる変わったお客様が店主に話す不思議な8つのストーリー。良かったのは「ねこしまさんのお話」、「かもめ奇談」、「クリスマスの国」。どの話もほのぼのとしていてとても癒されるファンタジー。村山さんの世界に入ったらずっと居たくなる魔法の世界。少しだけ出てくる「コンビニたそがれ堂」も嬉しかった。

2019/03/04

kishikan

「コンビニたそがれ堂」が大のお気に入りだったので、期待して手にした本!海辺の街(町じゃないんだね)風早、今回の舞台は洋館の建ち並ぶ中にある洋風の喫茶店「かもめ亭」。その店を訪れるお客とマスター広海さんとの会話で始まる8編の物語。「コンビニ・・」の方は少し和風でノスタルジックな味わいだったけど、こちらは同じ不思議とか魔法のお話といっても洋風な味付け。僕も「銀の鏡」「水仙姫」「ねこしまさんのお話」のように、切なさの後に幸せの余韻を感じさせる村山さんのストーリーに好感度大なのですが、少し情景の説明が冗長な感も?

2011/11/15

とし

不思議な風早の街、不思議なお店カフェかもめ亭。扉を開けると、そこはもう別世界魔法国、穏やかな気持ち、ほんわかと暖かく、少し悲しい気もちに、お店を出ると現実の世界へと良いですね。

2015/03/13

ひめか*

海辺の街、風早にあるカフェかもめ亭。そこに訪れる不思議なお話をもったお客さんたち。このお店の雰囲気が好き。花や葉に囲まれた煉瓦造りの建物と、店内の音楽と紅茶や珈琲の香り…初めの4頁で、自分がかもめ亭にいるような感覚に襲われる。そして、短編に入ると、自分がマスターになって、お客さんのお話を聞いている気分になる。「ねこしまさんのお話」が一番好きかな♪「銀の鏡」だけ異種で少し怖かった。私がここに行く時は、”かもめ亭ブレンド”か珈琲かチャイを注文する予定♪不思議な話なんてないけど、常連になりそうです(*^^*)笑

2014/02/15

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