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タケノコごはん (ポプラ社の絵本)

タケノコごはん (ポプラ社の絵本)

タケノコごはん (ポプラ社の絵本)

作家
大島渚
伊藤 秀男
出版社
ポプラ社
発売日
2015-08-07
ISBN
9784591145777
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ジャンル

タケノコごはん (ポプラ社の絵本) / 感想・レビュー

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ご存じ『戦場のメリークリスマス』の映画監督(私は『御法度』が好きである)・大島渚の絵本。とは言ってもこの本が出たのは監督の没後。わざわざ書いたストーリーではない。監督の息子・武さんが少年時代に学校から「親に思い出を作文に書いてもらう」という宿題を出され、監督に頼むとすぐ書いてくれて、クラスで一番に提出した作文を絵本にしたものである。これがなかなかいい絵本なのだ。戦時中に少年だった大島監督。クラスの立派なガキ大将が戦争で父を失った途端、弱い者いじめを始める。そんな子供達が慕う色白の担任が戦争へ…。お薦め。

2016/05/12

chimako

「先生、戦争なんかいくなよっ」さかいくんのこの一言が全て。涙を流しながら訴えるさかいくんとぐっと堪える色白の先生。二人の顔が戦争のなんなのかを語っている。伊藤秀男氏の多彩で力強く勢いのある絵が大島渚監督の作文を素晴らしい絵本にした。この企画にも拍手。良い本でした。教えていただいてありがとうございました。

2016/09/21

ベーグルグル

大島渚さんが子供の頃に体験した話。父の戦死した後より少しずつ変わっていった「さかいくん」が、戦争に向かう先生に最後に言った一言がグッと心に響いた。戦争の悲惨さを子供目線で教えてくれる。「けんかのきもち」の伊藤秀男さんの絵がとてもピッタリでした。

2019/12/17

クサナギ

今年の「みつばち文庫」の本。みんなでタケノコ掘って、タケノコごはんにして食べるお話かと思いきや、戦争ものだった。作者は故・大島渚監督。息子さんが小学生の時に、「親の子供の頃の思い出を作文に書いてもらう」という宿題が出て、書いてもらったものだそう。(すごい宿題だな。)ケンカは強いけど弱いものいじめはしないさかいくんは、お父さんの戦死から人が変わったように乱暴になる。渚監督をはじめ、周りの子たちはまだわからないと思うけど、大人が読むとさかいくんの姿に胸がしめつけられる。↓に続く

2016/07/15

たまきら

どんな形であれ「戦争」を教えられる世の中で幸せです。愛している人たちをもぎ取られる形で身を持って知るよりもずっとずっと。様々な表現を自分たちの心のままずっと表現できる国でいられますように。絵も素晴らしいけれど、文章もそのまま映像にできそうで素晴らしかった。これが学校の課題だったとは、おみそれしました。

2016/05/06

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